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ズッキーニ86日目

きりちゃんふぁ〜むです。

相変わらず花合わせ(人工授粉)の量が多く、収穫の量も日に日に増えてきています。
湿っぽい天気が作物たちには心地よいのでしょう(笑)

ただ、気温がやや低いせいか、まだ長くて細いのが多い感じです。
見た目的には綺麗に見えるので好きですが、長いのに細すぎるのも多いため、どのタイミングで収穫していいものか迷います。

収穫の時には、常に一番の良い出荷サイズを気にするため、気温や次の日の温度や天気によっては、キツめに収穫(なるべく多く獲ること)したり、甘めに収穫(小さそうなものは残していく)したりしています。

ズッキーニは、一気に育つため、このタイミングを間違えると、とんでもなく大きくなってしまうため、この時期は収穫に多少時間がかかります(・_・;

写真は、木の若いズッキーニと、中盤のズッキーニです。
違いがわかりますでしょうか⁇
大きさではありません(笑)

下手のところに注目してください。
左のズッキーニは、小さめのヘタに対して、実が大きく膨らんでいます。
逆に、右のズッキーニは、ヘタと同じくらいの太さで実が膨らんでいます。

ヘタが小さいということは、木がまだ細い=若いということになります。
しかし、実の方は通常と変わらない大きさに成長するため、ヘタと実に差ができてくるのです。

なので、もし、スーパーや直売所でこういう形のズッキーニを見つけたら、初獲りかな⁇とかまだ木が若くて元気があるのかな⁇なんて思いながら買ってみてと良いですね〜♪

木が若いズッキーニは、色艶もしっかりとしていて、味や風味も濃厚です。
好き嫌いはあるにしても、この若いズッキーニの味を知っておいても面白いかもしれません。

きりちゃんふぁ〜むでは、そんなズッキーニを"初獲り"として、OWLというECサイトで販売しています。
また、フレッシュ直売でも、初獲りズッキーニをお買い求めの方には、対応させていただいております。

ということで、いつもの"農業から学んだ人生の教訓"で締めくくりたいと思います。

歳重ね、時間はなくとも知恵はある。

年齢を重ねていくと、体力的にも衰え、育児や仕事で時間もあまりありません。
ただ、経験値があるため、何かを勉強するにしても、効率の良いやり方を知っているし、結果的に、学生の頃よりも勉強が得意になっていたりすることがあります。

若い時は、体力や時間をたっぷりと使う方が良いですが、若くなければ"効率の良さ"で勝負していくのが良いのでしょう。

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