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ADHDの特性

さてADHDと分かったところで、ADHDとは何ぞ?と思う方も多いと思います。

ADHDとは発達障害の1つで、日本語だと「注意欠如・多動症」

一応に発達障害と言ってもたくさん症状はありますが、病気と違うのは生まれつきの脳の障害です。こればかりは生涯付き合っていくことになります。

注意欠如・多動症である私ですが、脳がどんな状態かと言うとイラストのように常に脳が動いていて、脳からの指令が上手く行き届かないのです。

どんな良い指揮者がいても、上手く指示が伝わらず演奏出来ないような状態です。

(実はこのイラストは今年用に書いたものですが、記事を書くに当たって、自由気ままなカピバラたちがまさに自分の脳そのものでしたので採用しました。)

自分の症状としては、
・興味がないことには集中できない(事務仕事など)
・短期記憶ができない(指示されてもすぐ忘れてしまう)
・非常に疲れやすい
・会議など大人数での話が聞き取れない。理解できない。
(APD・聴覚情報処理障害)
・衝動的に行動してしまう(買い物など)

ADHDの診断後、薬物療法が始まりました。
が、ここで問題なのが薬で治るものではないのです。
あくまでも生活改善のための脳内の情報伝達の再取り組みをしてもらうのです。

薬は主にコンサータ、ストラテラ、インチュニブで、私はストラテラを使用しています。

ノルアドレナリンに作用し神経伝達物質の再取り込みを抑制して、かつ副作用も少なく自分に合っております。

しかし薬が切れてしまうと、多動・衝動性が一気に押し寄せます。

私の場合どちらもあり、ついつい買い物を多くしてしまう事がすごく多いです。

また昔からひどく疲れやすいです。

学生時代は具合が悪くて休んでも大丈夫でしたが、社会人になるとそうも行きません。

発達障害でない方を定型発達(健常者)と呼んだりするのですが、要は普通の人よりも脳を必要以上に使いすぎてしまうので精神的に疲れてしまうのです。

そうなると、次にやる事への意欲がかなり低下します。投薬をしていれば2、3日かかりますが、そうでない場合は数週間に及びます。その際、自分の不甲斐なさから落ち込んでしまい、二次障害(うつ等)に及んでしまいます。

自分もうつ寸前まで行ったことはありました。
その時は自分でまだ判断出来て病院に行けたのが幸いでした。

それが出来なくなってしまうと本当に危険なので、周囲の支援は本来必要なのです。

今一番困っていることは周囲の支援が極端に少ないことであります。

次回はその事について書きたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

マハロ

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