Ayako Yamaguchi

物心ついた頃から無類の昆虫好き。あらゆる生き物・植物全般も好む。 マイノリティの自覚と…

Ayako Yamaguchi

物心ついた頃から無類の昆虫好き。あらゆる生き物・植物全般も好む。 マイノリティの自覚と「昆虫って素晴らしいんだよ!」という謎のやんわり使命感で生き物小話をお届けする。 大阪府羽曳野市出身。日中は映像クリエイターのマネージメントとして働く。

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虫眼のススメ

「虫眼」って知ってますか? Googleに聞くと、一番にこの名著が出てくる。 (この本は素晴らしすぎるのでタイトルにグッと来た方は ぜひ読んでほしい) 脳は目の前にあるものをただ認識しているようでいて、 実は自身が意識・認識しているものしか目にしない特性があるらしい。 燻製に興味を持った途端に「え、こんな所に燻製の店なんてあったっけ?」「いえ、もうオープンして3年になります」みたいな。 アイドルとか推しができると、推しカラーが目に付いたり。 推しの写真を見つけるスピード

    • Gと呼ばれる昆虫のこと

      ついに来たテーマ アブラゼミのやり切った姿が地面のあちこちで 見かけられていたのもいつの間にか消え去り、 ぼちぼち秋の気配ですね。 まだ8月の深夜、帰路中に瀕死のアブラゼミを 地面に見かけ、思わず拾い上げて観察してしまった(不審者) 私の手から逃げようと、最後の力を振り絞る筋肉の震え。 あっという間にジジジジジと飛び立ち、 夜道に響き渡る鳴き声に恍惚としてしまった。 合掌。 暦的には秋分がまもなくだけど、 暑い時期の風物詩と言えば、 セミ以外に「G」と呼ばれる彼らの存在

      • SEMI ROCK 2023

        2023年、まだ彼らの声を聞いてはいない。 夏の風物詩、セミ。 多分、あまり好かれていないセミ。 季語にもなっているのに、鳴き声が暑さを助長させるからか。 もしくは成虫期間の短い彼らが夏の終わりに至る所に転がり、 虫嫌いの人々を怖がらせるからか。 転がった彼らは、 表向きだとまだ生きている。 ひっくり返っていると死んでいる。という説があるけれど、 個人しらべ的には一概には言えない。 さらに、飛ぶ方向を見誤って人や電柱に突撃してしまったり、 生死不明の状態で急に鳴き出すこ

        • 昆虫が好きな私

          「昆虫が好き」って言うと 「え?」 (意訳:この人変わってるな、、不思議ちゃんか?)という反応をされることがしばしばで。 その後に続く言葉は 「子どもの頃は好きだったし、 触れたけど今はなあ…」 「絶対無理!!!」「Gも触れるんですか?」 「変わってるねえ」などが多い。 たまーに「いいね!おもしろいね!」という反応もある。 好き嫌いなんて千差万別だし、みんなにいい趣味だねとか褒めて欲しい訳でもない、 好きを押し付ける気も毛頭ない。 とはいえ、物心ついた頃から 「高校生

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        • だいじ❤️
          2本