われは文化系ロボット

Netflixで配信されている『セックス・エデュケーション』は選曲が良いとの評判を耳にしたので、使用曲をまとめたプレイリストをチェックしたところ、確かに良い選曲だったからひとまず観てみることにした。

そもそも選曲云々以前に『セックス・エデュケーション』はドラマとしてとても評判の良い。周囲からレコメンドされることもしばしば。しかし、扱われているのがティーンネイジャーの性だということで、きっと生々しい内容だろうとなんとなく敬遠していた。余暇はなるべくチルして過ごしたい。ぎょっとするようなどぎつい表現にあまり触れたくない。そんな人間にとって第一話の冒頭シーンは強烈な一撃であり、ああ!と叫ばずにはいられなかった。

主演を務めるエイサ・バターフィールドが良い。表情や仕草がマイケル・J・フォックスのようにチャーミングだ。役柄としては父ジョージ・マクフライに近いが、マーティ・マクフライにMr.ビーンを足したような可笑しみがある。ロケ地であるイングランドとウェールズをまたがるワイ川周辺の風景も美しい。それは大林宣彦が撮った尾道のように素敵な風景だ。画面作りも洒落ているし、衣装もかわいい。昨晩シーズン1を観終わった。寝不足になりつつあるが続きを観るのが楽しみ。

ジェニファー・ハドソンがアレサ・フランクリンを演じた伝記映画『リスペクト』を観た。スポットライトの裏側で幼少期より過酷な経験をしてきたアレサを不屈の人として描いている。ジェニファー・ハドソンの仕事は英語の"You nailed it!"という表現が相応しい。

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