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【ランニング日記】 息子の第一志望の受験まで、あと二週間。 【※2023年※1/16(月)〜1/19(木)】

1/16(月)

眠い。目覚ましのアラームで目が覚めるけれども外はめちゃくちゃに暗い。眠い。何が悲しくてこんな暗い中起き出してウェアに着替えて外に出ようとしているのか。何年経ってもわからない。なんで人は走るのか。解せぬ。

それでもまあ先週のマッチョトレーニングで案の定増えていた体脂肪と案の定減っていた筋肉量(ぐすん)をなんとかすべく、私は泣く泣く着替えて外に出る。受験生の息子は爆睡中、むすめは一緒に起きてパンを焼き始める。

この週末はとにかく家にこもってゆっくりした。先々週の風邪が、完治とはどうも言えないようでやや鼻声だし、夕方以降になると体のだるさが気になるってくる。なのでとにかく家にこもって本を読んだりクィア・アイを観たり(まじでおもろい)して過ごした。

おかげで体は随分元気になった気がするけれども、まあだからと言って走るモチベーションが上がるわけではない。まったく。

雨でも降っていないかなと天気予報を確認すると、「くもり」。どうやら降っていないようです。泣きたい。仕方がないので外に出る。

ここ3日分ほど、なぜかタイムが遅い。めちゃくちゃ遅い。冬なのにキロ6分を超えそうな勢いである。体が重いのか、風邪の影響なのか、なんなのかかんなのか、気を抜くとすぐに落ちるタイムをなんとか上げる。

サラリーマンをやめて、走り始めてから早5年くらいが過ぎた。そのあいだにパンデミックがやってきたり息子の受験生活が始まったりした。ヤクルトが16連敗したり最下位になったり日本一になったり優勝したりした。(信じられない。)でもとにかく毎日毎日、じみいいいいいいいに、走り続けている。

どんなときもとにかく走る。というのが、私のこの変化ある人生を(人生には変化がある、良し悪しに関わらず。それはそうだ。)なんとか支えてくれている、ような気もする。

だからまあ、走るのだ。どれほど走りたくなくても、それでも。

1/18(水)

10時からオンライン会議があるため、もろもろの時間を逆算して5時半から走る。ご存知だろうか、この季節東京の朝5時半というのは、夜である。まっっっっくらである。夜に走っているのとなんら変わらない。あほかというほどに、さむい。いやになってしまいますわねほんと。(と、書いたところで息絶えていた。オンライン会議は無事に終わったのだろうか。この頃の会議、なんか紛糾しがちだった気がする。色々ありますわね、仕事も人生も。)

1/19(木)

息子の受験第二弾の前日。少しだけ緊張してきた、私が。だんだんと、「第一志望」に近づいていく感じがある。

寒い。噴水の水が凍っている。とうとうこの季節がやってきた。さっっぶと思いながら外に出て、噴水の水が凍っているのを目にし、その寒さという現実にぶちあたるのである。寒い以外の語彙はもはやそこにはない。いや、強いて言うならば、さむい、くらい、ねむい。三重苦である。

イヤホンをなくして早4日。音のないランニングはそんなに苦ではないのだけれど、どうもペースが遅い。いや、イヤホンがないせいなのかどうかもわからないけれど、とにかくペースが上がらない。ほうっておくとキロ6分を軽く越してしまう。この寒い季節にペースを上げておかないといけないのに。まったくどうなってるんだ。

どうなってるんだと思いながら、これが年齢を重ねるということなのだろうか…という、いつもの思いが頭をよぎる。でもランニングって、40代くらいだとまだタイムを上げられそうな気もするのだけれど。どうなんだろう。

そういえば、体力という意味では、年齢によってそんなに衰えたという感じは今のところない。まあ、今も徹夜で仕事しろと言われたらそれはまあぜったいに無理だけれども、長い距離を歩くとか、もちろん走るとか、そういうことで「体力がなくなったなあ」と思うことはそんなにない。でもこれはいつか必ず、衰えていくのだろう。いつかは少しずつ、距離だって減っていくのかもしれない。まあそのときはそのときだけれど、できるだけ長く、細く、走っていたいものだ、と思う。

だんだんと、ああ息子の受験がうまくいくといいなあ、という気持ちが強くなってくる。受かりますように、と、「願い事」なんて普段めったにしない私でも、誰にでもなく祈りたい気持ちになる。…いや、ヤクルトを見ながらいつもやっていることと同じか。たしかにそうだ。

第一志望の受験まであと二週間。できることはやってあげよう。と、めずらしく母さんモードになっている私です。

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