見出し画像

教えて!お金の神様「シングルマザーですが、保険に入る時に気をつけた方が良いことはありますか」

Q. シングルマザーですが、保険に入る時に気をつけた方が良いことはありますか

画像2

A. 受取人の指定は気をつけてください。自分の子供が未成年であるうちは後見人を立てないと保険金が請求できません。

安易に未成年である自分の子供に指定をして、死後に別れた離婚した夫が子供を引き取り、請求した保険を使いこまれたという事例もあります。金銭トラブルにならないように受取人は慎重に選んでください。

画像1

よくわかる解説

はい、気をつけると良いポイントがあります。
学資保険や貯蓄機能のある終身保険の受取人を子供が自分の教育資金などできるように自分の子供にしていることがあります。この状態で亡くなった場合、親権はシングルマザーの母にあっても親がいなくなったら父(離婚した夫)がその子供を引き取って育てる可能性があります。

未成年の人は受取人であっても保険金が請求できません。
よって、保険金を受け取るには、後見人を立てる必要があり、離婚した夫(子供の父)がなる場合が多いです。この場合、この離婚した夫が子供に残した保険金を使い込んでしまうということがあります。

シングルマザーの方が保険に加入する時にまだ両親がご存命であれば、両親のどちらかを保険金の受取人した方が良いです。自分の孫のための保険金を使い込む可能性はかなり低いと思います。
万が一の備えなので、万が一に遭った時にトラブルにならないようにお気をつけください。保険金の受取人は安易に未成年の自分の子供にせずに自分の両親など安心できる人にして、安心して子供に財産が行く届くことを考えて加入してください。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?