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教えて!お金の神様「住宅の良い購入方法を教えて下さい」

Q. 住宅の良い購入方法を教えて下さい

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A. 現在のように住宅ローンが低金利の時代はフルローンで借りて、繰り上げ返済も極力しないことをお勧めします。

現在のように低金利の時代は、住宅ローンの金利以上にお金を増やせる商品があります。余力資金は繰り上げ返済に充てるのではなく、このような金利の高い商品で運用した方が将来大きくお金を残すことができます。
また、住宅ローンには「住宅ローン減税」や「団体信用生命保険」などの制度もあるので、こちらも活用することで上手にマネープランを計画することが良いと思います。

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よくわかる解説

「住宅を買う」というのは厳密には正しくありません。数千万円以上する住宅を一括で買える人はなかなかいません。一括で買える人は例えば、「創業した会社が株式上場した」「莫大な資産を相続した」「宝くじで当たった」人くらいです。正しくは、「住宅を買う」のではなく、「住宅ローン」を買うのです。ここでは「住宅ローン」の正しい買い方についてお答えします。

現在、金利がとても低い状態です。変動金利だったら0.4%、固定金利で1.3%くらいから商品があります。このような低金利の時はフルローンをお勧めします。「なんか借金は怖い!」と思われるかもしれませんが、確かに金利が高い時は支払期間が長いほど借りたお金以上に利子を払うことになります。しかし、現在のように金利が0.4%や1.3%の低金利の時は35年フルローンで設定しても利子の負担が大きくありません。よって、頭金も少なく、繰り上げ返済も極力しないする方針でマネープランを立てても大丈夫です。

なぜなら借りている住宅ローン以上の金利で運用できる可能性が高いから繰り上げ返済するなら、高い金利商品で運用した方がお得です。住宅ローン減税が使い、節税も狙いながら余力資金は借りてる利子以上の利息を目標に積み立てていけば利息以上に最終的にお金を将来が多く残すことができます。
また、住宅ローンは保険の効果もあります。万が一、亡くなったり、障害者や癌・脳梗塞などの重度の病気になったら以後のローンが免除になる保険の効果もあります。低金利時代における正しい住宅ローンの使い方をFPなどにご相談しながらマネープランを設計することをお勧めします。

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