Ken

27歳、都内でSEをしています。 日々を思ったことを素直に書いていきます。

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最近の記事

無欲という終わり

先週鼻の手術を受けた。 内視鏡下鼻副鼻腔手術という慢性副鼻腔炎を治す手術だ。 炎症を治すには手術しかないと言われたが、そこまで副鼻腔炎の症状は酷くなかった。 なぜこの手術を受けようと思ったか。 今まで手術を経験したことがなかったこと、そして手術という何か自分が変われるきっかけになりそうなことをしてみたかったというのが本当の理由である。 そして受けてみて何か変わったかと言われると、案の定何も変わってはいない。 全くと言っていいほどに。 ただ手術の前日に、もし今日で最後だっ

    • 1日前

      明日簡単な手術を受ける。おそらく何事もないのだろうが、前日は少し不安な気持ちになるもんだ。 昨日は高校時代の友人と飲みに行ったが、どこか違和感があった。 自分が劣っていると無意識に感じてしまっている。 見た目にせよ仕事にせよ趣味にせよ、何か相手が話していることの方がいいことのように聞こえてしまう。 最近は自己啓発系の本をよく読み、一つ一つの本から何か影響を受け、キンコン西野やひろゆきや落合陽一などの話をみんなに話したりしてしまう。 声の大きい人の話はその影響力が保証されて

      • yesterday

        社会人になって6年目。 気付いたら社歴が長い方になっている。 今ではもう電話も出ない。 3年目の終わりにちょっとしたことがきっかけで新規プロジェクトを成功させた。 そのおかげで海外出張にも行かせてもらえた。 いわゆる天狗になるのも無理はなかったと思う。 そこから今日まで、おそらく一歩も成長していない。 これは自分がやる仕事じゃない、こんなしょぼいことをやってちゃダメだと決めつけ、努力することよりも良く見せることに躍起になっていた。 こんなことを書いている今もまだ変われては

        • 馬に人参は必要か

          最近は個人でアプリ開発をしている。 どんなアプリを作ろうかいろいろと考えているのだが、なんとなく課題をリストアップしてアイデアを出していく。 このなんとなくアイデアを出していく時、もともとネガティブな自分は、 良さそう、いや良くない、良さそう、いや良くない、良さそう、いや良くない、 そんな自問自答して前に進めなくなってくる。 そしてあっという間に3時間ぐらいが過ぎていく。 物事が前に進まないと自分にご褒美は出せない。 仕事が進まないとビールは美味しくない。 なにか頑張る

        無欲という終わり

          どう生きるか

          コロナで家にいる時間が増え、自分の生き方について考えることが多くなった。 そこで遅れながら「君たちはどう生きるか」を読んでみたいと思いたった。 自己啓発っぽくこうすべきだ、こう考えるべきだと書いてあると想像していたが、主人公の日常から大切なことをさりげなく伝えてくれる。 全部のエピソードが分かりやすくそれぞれ思うことはあったが、1番何かを感じたのはニュートンの話だった。 ニュートンがなぜ万有引力を発見できたか。 実際にリンゴが落ちたのを見て思い伝いたかどうかは定かでは

          どう生きるか

          1%

          今月末に軽い手術を受けるので、最近は定期的に病院に通っている。 担当医の先生からの検査結果を聞いている時、「血液検査では全部正常値ですね〜、感染症も特に大丈夫そうですし〜、血液型はO型で〜、」。 生まれて28年間、自分はA型だと思っていた。 両親は2人ともA型で、自分でも自分のことを几帳面だと思ってたし、エンジニアという仕事もA型だから割と得意なのかなと感じていた。 几帳面、細かい、そう感じることはよくあったし、そういう自分があまり好きじゃなかったけどA型だから仕方ないっ

          始まりの記録

          自分はかなりメンタルが弱い。 さらにはそれを周りにも伝染させてしまう。 高校でサッカーをしていた時、相手チームの選手を見てあの人はうまそうだとか今日は負けるかもしれないとか。 根拠なんてどこにもない不安にかられ、その不安を口に出すことで少しでも自分を安心させていた。 先週末も友人と小さなサッカー大会に出たが、最初の試合でやる気のないプレーから情けない失点をしてしまった。 その大会にはお金を払って出ている、自らの意思で。 マラソンの大迫選手が「メンタルが強いということはポ

          始まりの記録

          友人とは

          自分は友人という関係を勘違いしていると思う。 自分の思うことに共感し、相手の思うことに共感する。 友人がやることを自分もやるし、自分も同じことをして欲しい。 同じ位置にいることを確認し、不安がなくなることが友人関係において大事なことだと思っていた。いやまだ少し思っている。 どこかでやりたくないなと思ってることも合わせてやっているし、自分の言ったことが違うと言われるとむかつくし、反応が悪いともう友人じゃないと思ってしまう。 久しぶりに電話をした友人に冷たくあしらわれた。友人

          友人とは

          成長マインドセット

          カフェにたまたまやってきたサラリーマンが、カフェのマスターから成長についてのアドバイスを受ける対話形式の本。 嫌われる勇気に雰囲気は似ていた。 成長とは自分のアイスバーグを大きくしていくこと。 アイスバーグとは氷山で、 思い▶︎習慣▶︎能力▶︎成果とピラミッド状になっている。 どうしても成果を出すことが第一になっていて、というよりもそこに縛られていて土台を大きくするってことを忘れている。 成果は思いや習慣よりも大きくなることはなく、成果にとらわれずその氷山自体を大きくしてい

          成長マインドセット

          人間の喜びと音楽

          仕事終わりに「真夏の夜のジャズ」という映画を観に行った。 1960年くらいの映画でジャズをメインにしたフェスの内容をひたすら流していた。 観に行った理由は誘われたからで、ジャズには全く理解がない状態だったこともあり、映画自体はあまり楽しめなかった。 ただジャズという音楽を通して人々が思いを表現し、共感し、楽しい時間を過ごしていることは間違いなく理解できた。 人は他の誰かと気持ちが通った時に喜び、楽しさを感じるのだろうか。そんなことを思いながら映画を観ていた。 自分は高校

          人間の喜びと音楽

          価値観を表す仕事とは

          今の仕事をしていて何となくモヤモヤ感、正確には力を出し切れてない感があり、この本を手に取った。 落語家月亭方正や放送作家オークラなどよく耳にしてた人の話、全く知らなかった職業の話もあった中この言葉が1番響いた。「仕事とは価値観を表すものでありたい」 アップルのデザイン部門のトップ、ジョナサンアイブの言葉。 今の仕事がどうとか以前に自分の価値観をちゃんと理解してないんだなと考えさせられた。 自分は何が好きで、どんな判断軸で動いているのか、改めて考えよう。

          価値観を表す仕事とは

          一歩の重み

          週末に富山県の立山に登山しに行きました。 当初は長野県の白馬大池に行く予定でしたが、週末富山県だけが晴れ予報だったので急遽変更し、新幹線のチケットも直前で取りました。 山頂の近くの雷鳥沢キャンプ場でテント泊をする予定だったので、テントと寝袋、食糧を担いでただ歩く。 標高が高いと視界を遮るものがなく、目的地が遠くからでもよく見えました。 背中には背負ったことのない重みが。今抱えている悩みとちょうど同じくらいに感じ、徐々に足が重くなってくる。 目的地を見るたびに後どれくらい

          一歩の重み