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首座りの診かたについて

こんにちは、むしゃ子です。

私は、自分のような障がい児ママが
自分と子を受け入れて、
笑顔で子育てできるように活動しています。


前回の記事にて、
私が首座りの定義について
誤った理解をしていたことを書きました。

今回はその首座りの定義について
説明します。

では、どうぞ。

首座りを診る方法は3つある

首座りを見る方法は3つあります。

①引き起こし反射

②視性立ち直り反射

③頭がぐらぐらしない。ゆらゆらしない。

それぞれについて説明します。

①引き起こし反射

1.赤ちゃんを上向きで寝ている状態にします。

2.赤ちゃんの手をゆっくり引っ張って
体を引き起こします。

3.この時、首が協力するように
頭も持ち上がります。

4.座った後、頭がくらくら揺れることなく
前にも後ろにも傾かない。



この方法では
泣いて反り返った場合にうまく引き出せない
ことがあるとのことで

下記②が重要です。

今回も写真を撮るのに
むしゃ美は全く協力してくれず
撮影に苦労しました(この写真↓)。



②視性立ち直り反射


1.赤ちゃんの両脇を持って、座らせます。

2.前後や左右に体を傾けます。

3.その時に首が立ち直るような反応を示します。頭を真っ直ぐ支えようとします。



(わかりやすくするために、むしゃ美の頭を支えて撮っています)



むしゃ美はこの反射が
ほとんど出てくることがありません。

そのため、
首が座っていないと判断されています。




③頭がぐらぐらしない。ゆらゆらしない。

うつ伏せ姿勢でも、座っている姿勢でも、

首が座っていれば、
全く動かない、傾かないです。

こちらの写真は、
私の友人の子ども。
健康な赤ちゃんです。


頭が天井向いて、スッと芯が通ったように
微動だにしません。

ちなみに、
むしゃ美は完全にはまだ首が座っていないので
頭が後ろや前など傾きやすく

常にゆらゆらしています。

これは
「首が座っていない」状態だと思います。↓



まとめ

今回は首座りの診方について書きました。

教科書や文献にあるものを
記載させて頂きました。
(以下に参考文献や本の紹介をしておきます)

私の場合は
立ち直りを見ることを怠っていました。
(詳細はこちらを参照ください。)

少しでも参考になれば嬉しいです。

以上です!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。


参考文献

洲鎌盛一:乳幼児の発達障害 診療マニュアル 健診の診かた・発達の促しかた:株式会社 医学書院 2021年

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