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出産は壮絶!!

こんにちは。むしゃ子です。

私は、自分のような障がい児ママが自分と子を受け入れて、笑顔で子育てできるように活動しています。

今回は、前回の引き続き。
まだ読んでいらっしゃらなければ、こちらをどうぞ↓↓↓

救急車に乗り、総合病院にようやく到着、そして出産までの出来事についてです。

ではどうぞ。


ようやく総合病院へ到着

「なぜ、破水してしまったのでしょうか?」と
総合病院へ向かう救急車の中で再び先生に尋ねると

「子宮の中が、感染しやすい状態だったのではないかな。もともと膣内がかぶれており、感染が起こりやすかったんだと思う」との説明でした。


朝の9時半に総合病院に到着

運ばれた部屋で私が上向きに横になっていると現れたのは、防護服に身を包む女性の先生。

やはり、まずは、コロナの検査。

鼻グリグリされ、数分後に陰性がわかり、直ぐに、内診してもらうと、

「1cmだね」とのこと。


その後、今後の流れをその先生から説明を受けました。

・破水してしまったため、ずっとお腹の中に赤ちゃんをとどめておくと、感染リスクが高くなることもあり、すぐに出してあげる必要があること。

・明日になっても陣痛が来なければ、陣痛促進剤を打つこと。

・しかし35週では促進剤が効かない可能性があるため、その場合は帝王切開になること。


私は、「促進剤」という言葉が出てきた瞬間、

「促進剤は嫌だーーーー!!」と心の中で叫びました。


促進剤を打つと、ものすごく痛くなると聞いたことがあったからです。

なので、自然に陣痛がくることを、心から願いました。

 


一通り、説明を受けた後、早速陣痛室へ移動。

急な入院であったため、さまざまな職種の方が私のベッドサイドに来てくれて、
話を聞いて、書類を書いての繰り返し。


ゆっくりする暇がないまま、気づいたらあっという間に時間が過ぎていました。


出産は壮絶!!!

すると夕方くらいから痛み始めて、18時頃から本格的な陣痛が始まりました。

「お?来たか?自然に来てくれたか??」と。

どんどん、痛みが増して来たので、


「どんどん痛くなれーー!!促進剤は絶対使わないぞーー!!」と
喜ぶと同時に


「ついに始まってしまったのか。。。」と

出産に向けて自分の体がどのように変化していくのかわからず
不安になりました。


そして、どんどん強くなっていく陣痛。

合間合間に、家族とLINEするなどの余裕はありました。


しかし、21時頃から徐々に骨盤が潰れてしまいそう。坐骨が激痛。

横になっていると、痛みに耐えるのがしんどい。

なので、ずっとベッドの脇に座って、痛みを耐える。

いきみたいのに、いきめない辛さ、しんどさ。

「よく聞くやつだよ、やっぱり辛いよ。いきみたいよーー!!」

いきみ逃しが、本当に辛かった。

「ふーーーー、ふーーーー、ふーーーー」

呼吸を意識して。全身に力が入らないように。呼吸を意識して。

痛みに耐え続けました。


コロナ禍だったので、家族の付き添いはなし。

有難いことに、看護師さんが常についてくれました。


陣痛の合間は、痛みは全くないので、看護師さんと他愛のない話をしてみたり。

陣痛がきたら、「ふーーーー、ふーーーー」の繰り返し。

腰を押してくれて、寄り添ってくれたのが、本当に心強かった。

 

35週で赤ちゃんの頭の大きさが直径8cm。

子宮孔が8cmに開いた段階で、分娩室へ移動。


助産師さんが、準備してもらっている間、座って待機。

座っている方が、陣痛が楽に感じたから、陣痛の合間合間はおしゃべり。

今思えば、とても冷静でした。

 

そして、午前2時半頃。分娩台に上がりました。

「ウォーーー!痛いーーー!!」

やっぱり、横になった方が、とてつもなく、痛い!


そして、全然いきみを逃すことができず、
「我慢ができないです!いきんでしまいます!」と伝えたら、

「いいよ!いきんでも良いよ!」と助産師さんが言ってくれたので

全力で、本当に全力で、いきみました。

 

それから、何回かの陣痛でいきんだ後、やっと小さな頭が出てきました。

「次にいきめば出てくるよ!」と言われ、

全力でいきむのに、出てこず。。。


陣痛があるときは、必死にいきむので、そんなにわからなかったのに

頭が挟まった状態で、陣痛がない時の、痛いの痛いの!!

「いってーーーーーー!!!」


そして、次の痛みで、「これでもか!!!」という勢いで、力むと、

やっっっっとこさ、赤ちゃんが出て来ました!!


分娩台に上がって45分ほどで出て来ました。

 

赤ちゃんがすんなり出てこなかった理由は臍の緒が二重になって首に巻き付いていたことでした。


「はぁ。やっと終わった」

本当に、今思えば、出産は壮絶でした。そして、

「私の中から、赤ちゃんが出てくるなんて、神秘的やな」と。

しみじみ思っていました。

今思えば、とても冷静でした。


今回は、ここまで。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

次回は、出産後の処置。まだまだ痛い話は続きます。


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