自分の色眼鏡を取り外す
マッシュミュージックスクール代表・OFFICE NAMEKO代表の湯澤真人です。
このマガジンでは、これまで300人以上の老若男女にマンツーマンで音楽を教えてきた経験を生かして「人との関わり方」「人生の楽しみ方」にフォーカスを当てて徒然と奏でていこうと思います。
街中や電車の中でイラッとする瞬間もあるでしょう。
相手と考えが合わずに喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
私も一人の人間なのでよくあります。
ここでは
「自分の色眼鏡を外せば心穏やかに過ごせるよ」
という考え方をお話しします。
①自分の価値観や正義を一旦置く
20代、30代、40代と歳を重ねていくうちに、沢山の経験をして学んだことがあるかと思います。
そこで行動した自分の判断や相手の言動。
様々な要素で個人の優先順位は形成されています。
成功した経験と失敗した経験を積み重ねれば重ねるほど、自分にとっての正義や大事な価値観が形成されます。
しかし、同じように他人全ての正義や価値観も違うルートで形成されています。考え方が違っていて当たり前なのです。
相手や状況に対して自分の意にそぐわない時、憤慨するのではなく、一旦自分の価値観や正義を置いてみましょう。
②広い視点で考えてみる
この場では何が当たり前とされているのか?
この瞬間相手はどういう感情を持つだろうか?
この地域ではどのような考え方・習わしがあるのか?
この国では何が優先されているのか?
この年代の人はどう思うだろうか?
相手によって反応や行動が違うのも当たり前です。
自分の正義に反するからと言って憤慨・罵倒・否定するのではなく、いかに広い視野で状況を分析できるかがポイントになります。
③相手の立場になって考える
特に相手に交渉をする際、考えを擦り合せる際、意見を言い合う際は相手の立場になって考えましょう。
考え方が合わないから、自分のことを否定されたから感情的になって喧嘩するのではなく、
「君の立場だとこれを守らないといけないんだよね。」
「上下関係が厳しい環境だったから言葉使いに気を付けているんだよね。」
「あなたはこの色、嫌いだよね。」
様々な視点から相手を観察・分析して、相手のことを思いやれば付き合いや交渉は円滑に進むでしょう。
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
自分の人生を楽しく、幸せにするために是非実践してみてください。
まとめ
①自分の正義や価値観と違うことは当たり前。一旦それを置こう。
②広い視野で状況を分析しよう。
③相手を観察・分析して、思いやりの気持ちを持てば人付き合いは円滑になる。
実践ガイド
①誰しも完璧な人間ではありません。
怒る時だってありますし、あっても良いと思います。
怒った後・イラッとした後に、すぐそれを「一旦置いておく」作業に向かう癖を付けましょう。
人によってはなかなか難しいかもしれませんが、イフゼンプランニングや瞑想・運動・自然と触れ合ったりすることで精神が穏やかになる研究データが多数あります。
ちょっと試してみて続けられそうなものがあれば是非続けてみてください。
②自分の正義や価値観を一旦置けたとしても相手は置いてない時がほとんどです。
そこで否定・罵倒されたから感情的に憤慨するのではなく、それも「当たり前」だと考えるのが良いです。
それも込みで話し合い・寄り添い合い・理解し合いの行動をしていけば、交渉や人付き合いの大抵は上手くいきます。
③以上のことを真摯に行っても、相手と理解し合えない・罵倒や否定をされ続けるようでしたら、その相手とはできる限り離れるようにしましょう。
トーンダウン・フェードアウト・自然消滅の形が一番穏やかな人間関係と言えます。
本当に合わない相手であれば、相手も同じような結果を望んでいるでしょう。
それでも執拗に絡んでくる相手の場合は性格や精神に難があるか、別の目的を持っている可能性が高いので更に注意して離れていきましょう。
このマガジンでは音楽教育の現場で学んだ視点・考察などを綴っていきます。
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