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自分にはバイアスがかかる。

マッシュミュージックスクール代表・OFFICE NAMEKO代表の湯澤真人です。

このマガジンでは、これまで300人以上の老若男女にマンツーマンで音楽を教えてきた経験を生かして「人との関わり方」「人生の楽しみ方」にフォーカスを当てて徒然と奏でていこうと思います。

何かに挑戦する時、自分の何かを単位で推し測る時、他人と自分を比べる時、
「俺なら出来るだろ」
「多分僕はこのくらいは行ってるはずだな!うん!」
「私とあの子はそんなに変わらないわ!」
と考える時があります。
もちろんプラス思考は精神の健康にも良いし、社会行動を送っていく上で重要なものです。
しかし、希望的観測が強すぎるとそれは自分をしっかり分析出来ていないことになります。
自分にはバイアス(偏り・偏見)がかかりやすいのです。







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①なんだかんだ言って自分が大好き
元気な人も物静かな人も頑固な人も柔和な人も自分の価値観が固まっている人ほど自分の事が大好きです。
自分が納得して行動出来ている人ほど自分に自信があります。
自分の事が嫌いなんてそうそう思わないはずです。

自虐的な言動・行動をとる人も
本当は優れているのが明らかなのを自虐する事でアピールしていたり、
本当に自虐している人も「そんなダメな自分」を愛しているがゆえの行動であったりします。

という事はもうほぼ全ての人が自分の事を大好きと言っても過言ではないのかもしれません。
もちろん、私も自分の事が大好きです。




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②希望的観測が入りがち
そんな自分が好きだからこそ
「自分には特別な力があるんじゃないか」
「俺だったらワンチャンあるかも」
「いつか成功するっしょ」
と考えてしまう事もあります。

この考えだと上手く行ったとしてもまた次の何かで同じような考えになるので失敗してしまうかもしれません。

ある研究論文では、
4タイプの性格分析で1つが全体人口の50%を占めていて、それ以外の3つがレアなタイプだとしています。
その4タイプを自己分析で自分はどれに当てはまるかを選んでもらったところ、多くの人が50%ではない性格を選んだのです。

「俺は他と違う存在なんじゃないか」
「私は特別なものを持っているんじゃないか」

しかし、その人の親しい友人が分析した場合、ほとんどが50%の性格を選んでいます。
客観的事実と希望的観測を切り分けられるようにしましょう





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③自分のことをいかに他人事に見れるか。
そのためにはいかに自分の事を客観的に見れるかが重要です。
人生を楽しくするためにテンションを上げていく事はとても有意義です。
しかし同時に
「これで良いのか?」
「これで大丈夫か?」
「このままで行けるのか?」
少し冷静になって自分を分析する癖もつける自己実現に向かって邁進出来るでしょう。




感情だけで動かず、一旦立ち止まる時間・フィードバックする時間を持つようにすれば自分を客観的に見れる余裕が出てきます。
自分の人生を楽しく、幸せにするために是非実践してみてください

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まとめ
みんな自分が大好き。
②好きな自分に対して希望的観測が入りがちになる。
③いかに自分を客観的に見れるかが成功のカギ!


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実践ガイド
 ①自分について何かを推し測ったら親しい友人にも聞いてみよう。
親しい友人は他人事でフラットに診断してくれます。
自己分析と差異がないようにしましょう。

②感情が高ぶっている時に自分を判断するのは希望的観測がかなり入ります。
正しい判断が出来ない可能性があり危険です。
「今はムカついてるからあとで考えよう」
と時間を置くのも良いです。

③慣れてきたらリアルタイムで自分を少し離れたところから見る意識で、
「自分だったらどうするか」
「自分はどう見えているのだろう」
「この人はこれくらい、自分はこれくらい」
と自己分析する習慣をつけると良いでしょう。

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このマガジンでは音楽教育の現場で学んだ視点・考察などを綴っていきます。
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