翌日湧く無知や迷妄に振り回されるのは嫌だ。

何も知らないし知ろうとしない馬鹿に汚して欲しくない。

毎週、生きがいのような楽しみになっている時間を無くされたら堪らないからな。

毎日聞くでもなく、過去の一瞬をまだ引っ張り出してくるのはどうしてだろう。人の順調が気に入らないから、滞りは粘度を高めて固まらせたいと思っちゃうのかな。可哀想だな。

もうやめたいと思わせるようなことを呟くから囁きが止まなくなる。

もっと細部のことなんて考えずに、遠目からでも分かる隅々を突く。新しい非日常感を楽しめて良かったな、とそれさえも娯楽に変えていける感覚が火種だから皮肉だな。

夜が過ぎて、朝になって、昼になって、やっと知った関係ない人が群がって言葉を吐くなんて笑っちゃうね。寝起きから感心した。

昼ごろ起きて映画を見た。期待していたから想像を超えてこなくて少し残念だった。自分の中の無意識な偏見が姿を見せてそれも情けなかった。でも文化に触れて、格好良いと思う方へ突き進むのは純粋で青かった。

結局、喜びも痛みもまとめて綺麗に見えてしまうから狡いな。

夕方は外に出た。半袖を着たら肌寒くて、それでも動いていたらじんわり汗をかいた。帰宅して、長袖に着替えてまた自転車を漕いだ。次は汗が乾いて寒かった。

欲しい本はないのに古本屋に寄って、やっぱり何もなくて店を出た。それから必要なものを買って帰った。

たいして興味もないやつが困るとか無責任だとか言うのは、意味が分からない。今日はずっとそればっかり考えていた。もう結果なんてどうでも良くなった。良い時には誰も見向きしないくせに、悪い時だけ広がっていくなんて理解できない。

評価していいのは、本物を求めてずっと信じている人だけだ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?