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【はじめまして】ただのJDがお店を始めてみた

 どうも初めまして、こんにちは。ミュージアムショップトーキョーの店長です。
 私のTwitterを経由して見に来てくださった方が多いんですかね?わざわざリンクをタップしてまでnoteを読みに来てくださって本当にありがとうございます!!
 広大なSNSの海の中でお会いできたのも何かのご縁かも知れません。このまま少しだけ私と、私のお店の紹介にお付き合いください。
 お忙しい方は、以下の目次より面白そうだ!と思う項目を選んでみてくださいね!

ただのJDがお店を開いたわけ


 実は、私、大学生なんです。これといって特技も無く、特別な才能があるわけでもないただの大学生がお店を開いてみました。
 でも、ただの思い付きか、と言われればそうでもないんです。

退屈なはずだった美術館

 部活やら宿題やらで手一杯だった中学2年生のある日、おばあちゃんの家のテーブルにチケットが置いてあることに気が付きました。金色に輝くルーブル美術館展のチケットでした。
 それまでは、全く興味の無かった美術館。宿題で行かなくてはならなかった時なんて、かなり退屈でした。なんで動かない絵を見るためにわざわざお金を払ってくるんだろう?そんな風に感じていました。
 しかし、その黄金のチケットが目に入った瞬間、何故だか居ても立っても居られなくなってしまいました。
 そして、おばあちゃんに連れられて初めてやってきた国立新美術館、大盛況だったことを今でも覚えています。人の波をかき分けながら1つ1つ鑑賞していくなかで、1枚の絵の前で足が止まりました。

 1815年、マルタン・ドロリングが描いた「台所の情景」です。これ、画像だと伝わりづらいのですが、かなり写実的なのです。しかしながら絵画そのものの印象は大変柔らかく、機械的な要素にありがちな冷ややかな印象はちっとも持ち合わせていませんでした。画面奥の窓からは温かな風が吹き、手前の婦人から誘われているような気がしました。細かい理屈は当時ちっとも理解していなかった私でしたが、とにかく惹きつけられました。作者はどんな気持ちで描いたんだろう、誰にあげたんだろう、この作品のことで頭がいっぱいでした。
 ちょうど当時から200年も前に描かれたこの作品を鑑賞して、作品に対する感動はもちろん、200年間こんなにも美しく保存されていることにも感動しました。そして、この作品だけでなく、私の好きな作品すべてが未来の鑑賞者に届いて欲しいと思うようになりました。

厳しい現実

 上記のような体験を経て大学に進学し、学芸員課程(美術館の職員になるために必要な資格)を取得し始めました。しかしその後すぐ、日本の美術館業界が厳しい状況にあることを知ります。
 日本は、西欧諸国と比べて、アートそのものに対する関心がかなり低い国です。そして、美術館の運営に政治家が大きく関わることも多く、美術館を含む文化事業の経費が削減されると、資料の保存や、修理、作品の購入が思うようにならなくなってしまうのです。市民の反対を押し切った政治の結果、悲惨な状態になってしまった美術館が増えてきました。コロナ禍の影響も相まって、昨今の美術館はとにかく元気がないの一言に尽きます。

それなら私が変えてみせよう

 以上のような事態を踏まえ、何か行動を起こすべく必死に考えた私は、アートに関心を持つ人口をとにかく増やそうとしました。それがミュージアムショップトーキョーです。
 アートが大好きな人も、ちっとも興味がない人も、子どもでも、大人でも、どんな性別の人でも、アートのことはよくわからないけど、なんだかこのデザイン好きかも…そんな人が増えてくれればいいなと思います。
 私の作った商品をきっかけに、作品に興味を持ち、美術館へ足を運ぶ人が増えればいいなと思っています。そして、今はまだ運営するのにもギリギリの状態ですが、ゆくゆくは売り上げの一部を美術館に寄付したり、若手の芸術家に投資したりしたいと考えています。

今後の目標


  • ポップアップストアを出す

  • 美術館のミュージアムショップさんとコラボする

  • 現代のアーティストさんとコラボする

 夢は大きく!ということで、もう現段階から掲げておくことにしました!すべての業務を私一人でこなしているため、少々対応までにお時間をいただくかもしれませんが、出来る限りのご依頼、お仕事に対応しようと考えています。

それでは最後になりましたが、お店の紹介です!!

ミュージアムショップトーキョーとは?


 ミュージアムショップトーキョーとは、誰でも好きな時にアクセスできるオンラインミュージアムショップです。古今東西の芸術家の作品を紹介するとともに、それらをリメイクした服や雑貨などを販売しています。

 アートや美術館が大好きな人も、ちっとも興味が無い人も、目で見て、使って、アートに親しみが持てるような作品作りを心掛けております。

 twitter, Instagram, facebook, noteなどなど各種SNSフォローお待ちしております!

絵画の画像は以上のサイトよりお借りしました。

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