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暁人版 夏祭浪花鑑

18日は最高の一日になりました。

猿之助さんの事があった日は友人や猿之助ファンの方と浅草木馬館にこもりました。つい数ヶ月前までは、この日を大衆演劇を観て過ごすことは想像していませんでした。

18日は劇場にいたい。

ずっとそう思ってきました。そうしたら5月の木馬館は「猿之助と愉快な仲間たちリサイタル」で知った三咲暁人さんが座長の劇団暁の公演。しかも、普段は関西で活動している恋川純弥さんがゲストで出演するとあり、木馬館で一日過ごすことを決めました。

私は猿之助さんを楽しく待つ、と決めたから。悲しくなるより笑顔になりたかった。そして好きな人たちと過ごしたい願いが叶いました。

純弥さんは時々、澤瀉の柄の衣装や小道具を使ってくださるのですが、気づけばこの日はありませんでした。澤瀉屋を感じさせることなく舞台に立ってくれた優しさに感謝しました。たくさんドキドキして、たくさん笑った。

終演して劇場を出ると入口にお花が。劇団員の愛羅さんのお祝いに、猿ゆかの右田六さん三四助さん翔乃亮さん翔三さんからでした。

私たちは「猿ゆか」が縁で大衆演劇を観るようになりました。全てはここから始まり、繋がっているのだと何だか感動でした。

さて、お芝居の話。

歌舞伎でもお馴染みの「夏祭浪花鑑」を暁人さんが演出をしてオリジナルを上演です。以前、暁人版の籠釣瓶を観て感動でした。

初演ではないそうですが、ゲストの純弥さんをフルに活用した(笑)構成になっていたと思う。特にラストはダイナミックで二人にしかできないシーンでした。

面白かった演出のお話を聞いてください。
暁人さんと純弥さんはすごかった。


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