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ブログが16年目です。

2009年6月からblogを初めて丸15年。
16年目が始まりました。

アメブロからAmebaOwnd、そしてnoteへ場所を変えてきました。楽しくなくなったらすぐに止めようと思い続けて今日まできました。

始めたきっかけは、2008年8月に「亀治郎の会」で歌舞伎に出合ってから毎週のように劇場に通い、東京の歌舞伎を全て観るようになった時です。感想を作り手の皆様に届けたくてblogを書こうと思いつきました。

亀治郎の会は衝撃的でした。

15年前のblogに初歌舞伎の感想があります。

「思い切って観劇してみると、これが大興奮。アナログな世界の中にリアルが存在していました。音楽や唄、音、道具、衣装、照明、に命が吹き込まれ、すべてが生きてそこにありました。

そしてもちろん、役者さん方からも生命を感じたのです。生きる力。中でも、出ずっぱりの亀治郎さんのオーラはもの凄くて、演じる姿を見て、こんなふうに生きている人がいるんだと。

伝統芸能の世界はわかりませんが、生きざまを見せられ、歴史の中で受け継がれていく血を感じた気がしました。

私もこんなふうに生きてみたい。そう思ってしまったのです」

人生が何だか楽しくなりました。以来、亀治郎さんだけでなく全てを観ようと思いました。その結果、やっぱり亀治郎さんが私の心を最大に動かす人でした。

2012年には四代目猿之助の襲名の節目も体験でき、ますます猿之助さんが創造する芝居が大好きになりました。お客が楽しんでいるかどうか、いつも気にしてその場で芝居を進化させていく手腕は唯一無二です。


この15年間で私は仕事が変わり、猿之助さんを観る環境を作って楽しんできました。書くことは私の一部になっていました。

事件があり、この先どうしようかと思ったことがありましたが、猿之助さんが結んでくれたご縁で大衆演劇に心惹かれるようになりました。

「猿之助と愉快な仲間たち」の一人である恋川純弥さんをきっかけに観劇熱が再燃しています。


私は猿之助さんをずっと待ちます。

一緒に待ってくれる人たちと楽しく待ちます。

だから猿之助さんのことを書き続けます。

どんな舞台を観ても私のベースは猿之助歌舞伎です。

猿之助さんの舞台で、芝居の面白さ、伝統芸能の深さ、一緒に楽しむことの幸せを知りました。大衆演劇を観れば観るほど熱かった猿之助さんを想います。


継続は力なり。
凛と生きていきたい。

明日のことはわかりません。
私に明日は無いかもしれない。

だからこそ、愛する人たち、愛する芝居のことを
楽しんで書いていこうと思います。

演劇は私の人生を照らしてくれる光です。


これからもよろしくお願いいたします。


aya



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