「新・三国志」ダイジェスト映像
友人たちが「新・三国志」を観た感想を送ってくれて嬉しい。会えなくても作品で繋がっている。こういうの嬉しいです。大河ドラマのようだったと言う友人もいました。二階前方からの眺めが最高だったとか。皆、楽しそうです。
猿之助関羽の魂が昇天する宙乗り場面。大量の桃の花吹雪はお稽古の時から増やしているそう(私は初日開けてからも増えたと思ってますけど笑)。猿之助さんがストーリーズで明かしてくださいました。劇場スタッフが掃除を頑張るので増やしてください、と申し出てくれたとか。だから花びらには多くの人の想いが詰まっていると。
それでもおそらくは理想の量には到達していないとは思います。
澤瀉屋と言えば、これでもかの花びら、雪、紙テープ。
私的№1は、こんぴら歌舞伎の「袖萩祭文」でしょうか。舞台から吹きかけられるのではなく、大量の雪が天井全面から降ってきた。自分も雪だらけだけど、前にいる一階のお客さんが雪の中のお地蔵さんみたいでした(笑)
これはスタッフの力なくしては叶わないことです。今回も二部までの時間が短い中、花びらを片付ける作業は大変かと思います。せめてスムーズな退場を心掛けなければと思っています。
久しぶりに見る大量の花びらの景色は、昨日までも書いてきましたが、心から嬉しく懐かしい。幻想的で、澤瀉屋で。エンディングは本当に感動的で、またすぐに観たいくらいです。
カーテンコール風のエンディングは私にとって新鮮でした。初日は、うわーと興奮しっぱなしでした。
團子くんが舞台中央で一人で語るのが、いわゆる’中締め’のような感じで、その後すぐに順番に全員が登場し、全員が花道を通って去っていく。これはカーテンコールなの?と混乱したけど、何だか皆が生き返って平和で幸せな世界が叶ったようでウルウルしてしまった。
ラストに猿之助関羽が現れて宙乗りで完結。ものすごい演出だなぁと思いました。おそらく宙乗りを持ってくる位置は今回だからですよね?
笑三郎さんのblogによると、スーパー歌舞伎のカーテンコール(エンディング)は芝居の延長であれ、というのが三代目の考えのようです。まさに!と思いました。
そのラストは入っていませんが、YouTubeの松竹チャンネルで「新・三国志」のダイジェスト映像がアップされました。わりと長めですので、観ても大丈夫な方は是非。一番下に貼っておきます。
先日の観劇では久しぶりに歌舞伎座内の花篭で「歌舞伎座アフタヌーンティー」を終演後に楽しみました。食堂が賑わっていて嬉しい。相変わらず美味しくいただき大満足でした。珈琲はお代わり自由になってます。
一部にちなんで「新三国志御膳」もあるのですが、これは30分の幕間にしか食べられません。三段重だそうなので食べきれる自信がなく考え中です。これまで幕間が無く、部の間隔が長い期間が続きました。そろそろ以前のスタイル’幕間で食事’というのが戻ってきそうですね。盛況でなによりでした。
aya
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