吉田兄弟 デビュー25周年47+1都道府県ツアー ー極生ー 東京追加公演
だいぶ日にちが経ってしまいました。
19日に楽しんだ吉田兄弟さんのライブのお話です。
私の三味線の印象は歌舞伎公演の義太夫や、舞踊劇の長唄、清元などです。
劇中、猿之助さんの三味線を聞く機会もありました。「奥州安達原」の袖萩、「男の花道」の加賀屋歌右衛門が記憶にあります。外部の演劇では蜷川さん演出の「元禄港歌」で瞽女の座元を演じた時です。
瞽女とは盲目の芸能者のこと。昔、三味線や胡弓を弾き唄って巡業をしていたそう。盲目のお役で弾き語りをする猿之助さんは圧巻でした。
そんな私が津軽三味線の音に興味を持ちました。
昨年末、恋川純弥さんの公演を観に行った際、津軽三味線を修行している純弥さんの演奏が圧巻で心鷲掴みされました。身体全体から音が響いているように感じました。
音の波動にワクワクが止まらなかった。何より楽しそうで愛おしそうに演奏する姿を見て、こちらまで楽しくなってしまった。
また聞きたいし知りたい。そう思うと私は止まらない。まずは純弥さんが師事している吉田兄弟の吉田良一郎さんの演奏を聞いてみたくなりました。
ご縁とは不思議。偶然にも今月からツアーがスタートするということで早速行ってきました。会場が浜離宮朝日ホールだったのも嬉しい。興味がある会場でした。
以前から話していますが、私は音楽は無知で縁遠く、ライブ経験は数回ほどです。緊張した当日のお話を聞いてください。
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