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猿之助と愉快な仲間たち

本日8日は「天切り松 闇がたり~闇の花道~」の愛知公演です。
穂の国とよはし芸術劇場で行われます。夜公演のみ1回です。

この公演はもともと9月に京都春秋座で行われる予定でした。私も久しぶりの京都!と思い楽しみにしていましたが中止になりました。いつか必ず実現させる。。猿之助さんは有言実行の方なので待っていましたが、こんなに早く実現するとは正直、驚きでした。

9月は佐々木蔵之介さん尾上右近さんが出演予定で、芝居を聞きながら、お二人だったらどんなだったかな。。とちらっと考えた瞬間がありました。

疫病禍で演劇界は現在も苦戦中であることは素人の私でも感じます。ほぼ毎日どこかの劇場で公演が中止になり胸が痛いです。でも愚痴ってはいられません、今はそれが’日常’です。

猿之助さんは「それでも前に進むことを」絶えず発信し、自身の歌舞伎公演がない9月に舞台に出る機会が減ってしまった仲間たちを集めて公演を考えたのでした。それが「愉快な仲間たち」。一門の方を含め、スーパー歌舞伎Ⅱなどで猿之助さんの芝居作りには欠かせない皆様です。

このあたりの話はアフタートーク中、毒舌を交えてご本人が説明してくれました(笑)猿之助さんの生トークは、安定の毒舌と深い話がセットだと思っています。

余談ですが、以前はチャリティ公演などでよくアフタートークがありました。今回の猿之助節はとても懐かしく、やはりこうでなくては!と思った方も多いと思います。進行役でない時のほうが面白いのですが(笑)TV出演のおかげでしょうか?進行がさらに巧みになっていました。

そうそう、中車さんがちょっぴりおとなしくて、でも盛り上げ上手で素敵でした。猿之助さんとの共通点などの話が身内感があって楽しかったです。壱太郎さんも控えめでしたが、ここぞという発言にお客は湧きました。猿くんにたくさん拍手を送っている姿が印象的でした。

話が逸れました。。
その愉快な仲間たちの公演の第2回が決定です!

4月13日~21日六本木トリコロールシアター「森の石松」

スーパー歌舞伎の横内謙介さんが脚本を書き、猿之助さんが演出・出演です。ご本人いわく自分は’客寄せパンダ’(笑)あくまでも主は仲間たちだそうです。

出演は市瀬秀和さん石橋正高さん下川真矢さん松原海児さん、猿之助さん石橋正次さんが現在発表されています。

市瀬さん松原さんもスーパー歌舞伎Ⅱではお馴染みの方です。特に市瀬さんの時代劇は観てみたかったので楽しみにしています。

この劇場のことは知りませんでした。調べると2018年にできた200席ほどの劇場。似たような大きさでは、世田谷パブリックシアターの’シアタートラム’が250席くらいなので、それより小さいことになります。

仲間の皆さんには申し訳ないけど、そんな濃密な空間で猿之助さんを観たいではないですか(笑)逆にチケットが取れるのか?小劇場ならではの一体感を味わいたいです。

公式Twitterが立ち上がりました。猿之助さんも宣伝してましたね。詳細はそこで発表になっていくそうなので皆様もチェックなさってください。下記に貼っておきます。

本日の朗読劇も盛り上がりますように。

aya


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