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私と歌舞伎

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感じたこと、猿之助さんに影響を受けたこと。
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2022年1月の記事一覧

ブレイクタイム~アイコン

こんばんは。 noteを書くのもだんだんと慣れてきました。 仕事の都合で深夜に更新が多くなっています。休む前に書くと気持ちが落ち着き好きな時間です。仕事時間は流動的なので来月はまた変わるかもしれないのですが、noteで一日の幕を下ろす感覚は変化しないと思います。 私は皆さんに話を聞いてほしくて書いてるなぁと感じています。自分が楽しいのはもちろん、猿之助さんを中心に歌舞伎の話を聞いてほしい。 疫病が流行り人に会えなくなったからではなく、これは昔からの性格です。小学生の頃は

歌舞伎の底力

「歌舞伎の底力」 幸四郎さんがよく口にする言葉が、 この疫病禍の中でとても安心を与えてくれます。 今日の歌舞伎座第一部が中止になりました。昨日に発表があり、関係者に陽性者の方が出たようです。そして全員がPCR検査を受けました。さらに役者さん1名の感染が確認され、濃厚接触者にあたる役者さんも出てしまいました。 えええ!!しばらく中止かと思いきや、「一條大蔵譚」は代役を立て、「祝春元禄花見踊」は演出を変更して、明日から再開するとの発表に、さすが歌舞伎!と感動しました。 大蔵

澤瀉屋の芸は僕にしかできない

歌舞伎座 壽初春大歌舞伎、国立劇場初春歌舞伎公演 千穐楽おめでとうございます。 二部に出演の芝翫さんが陽性になり、幸四郎さんが「三番叟」を踊ることなったそう。急遽、駆けつけたファンも多かったのではないでしょうか。中止にしないこの底力こそが歌舞伎です。一人一人の研鑽と経験。ファンにとっても誇りです。 さて、猿之助さんの「四の切」も無事に幕が下りたよう。Twitterの皆様の感想を読んで胸がいっぱいになりました。いつかまた演じる時がくることを信じて待っています。このお役は、本