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Kenya 17 -マラリア疑惑の夜が明けて-

何やら庭ですごい数の鳥の鳴き声で目が覚めた。
まだ部屋の中は薄暗い。

布団の中で体をうねうねと動かしてみると、昨夜の悪寒や関節の痛みはすっかり引いてる。

熱が下がった!!
マラリアじゃなかった!!(はず)

きっとそうに違いないこと何となく直感でわかると、嬉しくなって外の様子を見に出てみた。


家の周りからは鶏や牛、ヤギ、ドンキ、犬、そしてもの凄い数の鳥達のさえずりでとても賑やかな朝が始まってて、宿主エノックの親父さんが丁度畑へ向かう所に出くわしたので、昨晩のお礼を言って、がっちりハグをした。
(昨夜僕が寝た後に、もし朝になっても熱が引いてなかったら、病院へ向かう予定だったらしい)

おおー!武蔵!元気になったのか!
じゃあ、今日は島まで観光に行こう!


というドンからの提案を丁寧にお断りして、今日は一日ゆっくりし倒すと伝えると、少し考えて、そうしよう。と言ってくれた。(あぶねー)



宿主エノックの親父さん。
アグリカルチャーを学んで、この村に緑を増やすことが今の目標なんだと、畑で教えてくれた。


宿主エノックのおばあちゃん。
握手した手がびっくりするくらい大きかった。



車を止めれば、ムズングー!と子供達が寄ってくる。
ここは楽園だ。



親父さんの畑仕事がひと段落すると、村を案内してくれた。

この辺りにも、最近は外資系企業の人が、時々土地を探しに来てるんだそうだ。
巨大なリゾートホテルは、環境と村の人の生活を壊すから反対だ、と親父さんは言う。

それよりも、小さな宿を数件、エノックやドン、それに地元の人達でやりたいのだと教えてくれた。


湖の辺りに生えてる大きなマンゴーの木。
丁度収穫してたので何個かお土産に頂いた。
カバがよく出るんだって。


道端でギャル達に写真をせがまれて、楽しすぎたのだった。



ここに土地を買って住めばいいと、何度も言ってくれる親父さん。
割と本気風。
地元の人達や、野生動物の写真を撮りながら、ここで暮らしてる自分を想像して、それも悪くないかも!と思いつつ、笑って誤魔化すのだった。




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いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!