ベルリンで初の展示が終わったよ
6月から始まったベルリン初の展示があっ!という間に終わってしまった。
僕やビエラのやりたい主張より、ともかくお店が明るくなる様なデコレーションにしようと飾らせてもらったのだけど、片付ける時にオーナー夫婦が、
お店のレイアウトが変わってしまうが寂しい!
って言ってくれた言葉で、もう完全に満たされた。
展示を始めた当初、うちのカフェはそんなに作品が売れる事はないし、コロナの影響で人がまだ戻って来てないから、売り上げは期待しないでね。
って言われてたのだけど、終わってみれば、プリントも幾つか売れて、ポストカードや小物も半分以上売れてて、オーナー夫妻と歓喜で湧いた。
ただ、一体何処がウケたのかがよくわからない!(致命的!)
一体何がよかったのか、何もわかってないビエラ氏と武蔵氏。
別の街からわざわざ見に来てくれたミュージシャンのShio君、時すでに遅し。
一言お詫びが言いたくて会ってみたら、むっちゃ良い人ですぐに仲良くなった。
逆に展示してたタイミングじゃここまでゆっくり喋れなかったかもって思うと、これも何かの縁を感じてる。(都合よし)
コロナ以降、「写真でお金を得る」という方法についても大分考え方が変わってきてて、今は撮影の仕事よりも、もっと展示販売したり、作品自体も国際便を使わず、世界中それぞれの国で買える作品作りに注目してるんだけど、
そんな中、ベルリンで物売りの現場をずっと見てきてるアイコちゃんの話が刺さりまくった。
ベルリンでは、商品の素材や製造現場の事まで訪ねて来る人が世代を問わずいる事、
衝動買いするよりも、それが本当に欲しいものなのかじっくり考える人が多い事、
ただの装飾品より実用的な装飾品、
買い物を「応援やサポート」って意味合いを込めてる人が多い事などなど、
現場にいないと知れない面白話がてんこ盛りで、書き出したメモが止まらない。(もう僕らの制作プロデューサーになって欲しい!)
でも、どうやら環境に配慮出来る所はとことんこだわったり、作品が売れる事で誰かが助かる方が、お互い気持ち良いのは間違いなさそうだ。
やったね。
この街、合ってる気がする!
展示が終わった後、軽い出張展示がてらアイコ邸へ。
ビエラグッズに夢中な一家。
誰が何を選んでるのか知りたくてたまらない。
お気に入りなんだって。
アイコちゃん一家で色々買ってくれたのだった。(むっちゃ小さかった娘っ子達が自分の財布持って来てお小遣いで買ってくれる姿に涙)
出張展示販売いいじゃん!
娘っ子のサクラが、早速携帯にデコってくれてた!(こんなんされたら可愛死ぬ!)
中学の入学祝いはアフリカゾウになった。
ベルリンでは、飛び込みで作品を置かせて欲しい!って言うのも全然アリらしいから、僕らの作品が合う様なカフェやレストランを巡ってみよう。
なんだかようやく新生活が始まったみたいなベルリン一年目の夏。
マサイキリンの超大きなポスター、絶賛販売中です◎
むっちゃ大きいです。
びっくりするぐらい壁がキリンになります。
いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!