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崖っぷちから生まれるのは、なんだ。


猛烈な勢いでクラウドファンディングを始めたのはいいけど、来週に迫ったビザの更新用の書類作りが、まだ全然進んでない事を知ってるのに、頭の中は、どうしたら写真を必要としてる人達の所に行って、写真を贈る事が仕事になるのか、悶々と考えちゃってる。

こういうの始めてます!


おかげで本当にまずい!!まずいまずいまずい!!(あ、読みづらくてごめんなさい)

今回のクラウドファンディングは、僕の中でもとても実験的な試みで、3日経った今、支援額は9万円を超えた所だ。

あと24日で31万円。
いや、大分崖っぷちじゃないか。
多分、これまでで一番やっちまってる。


クラウドファンディングには、目標額を達成したらプロジェクトを始められる『All-or-Nothing』という方式と、目標額に届かなくても始められる『All-In』の、2つの方式がある。

今回僕が選んだのは、後者の『All-In』方式なので、この企画が始まった瞬間に、僕のフィリピン行きは既に決定してしまった。
かなり無謀な面もあるのだけど、これくらいしないと、すぐに緩めてしまう自分を知ってるので、毎回この方式を使ってる。(睡眠時間が一気に減るのは僕のハートがペラッペラに薄いからなのか)

じゃあもし資金が集まらなかったらどうする?って問題が、時々頭を過ぎるけど、集めれば良い!という答えしか出てこない。

ただ、僕が全く何の勝算もなく、無計画に突っ走ってるだけだと思ってるだろうか。






全くその通りだ。

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ジャマイカのモンテゴベイにて


クラウドファンディングという資金の集め方が、ようやく日本でも認知され始めて、僕みたいな、ど!フリーランスな写真家で、半分社会からはみ出ちゃってるような生き方をしてる人にとっては、とてもありがたい。

 自分のスキルや作品を、前売りで販売出来て、その資金で新たな作品を作ったり、目標をこなす事が出来るのだ。

前回と前々回のケニア旅もそうだった。


ただ、今回思うのは、別の方法も考えていかないと、クラファンだけじゃ、写真を配り歩く写真家は永遠には続けられないという事だ。

西野亮廣さんの著書「革命のファンファーレ」にも書いてある様に、クラウドファンディングは、信用を数値化してるもので、ATMから貯金を引き出すように、その信用を使う程、また貯めていかないと、どんどん減っていって、やがて無くなってしまうという。




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フィンランドの友達の家に、突然遊びに来た子供達。
ノリ良し。


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ケニアの友達の親戚の子供、複雑!
最初は隠れてたけど、カンフーの真似をしたら一気に好かれた。


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キューバでお茶をご馳走になったアーティストのおじさん達。
お礼に写真を撮ったら、親まで呼んで、すんごい喜んでくれた。
実は写真を必要としてるのは、子供だけじゃないのだ。


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色使いが最高で、見た瞬間にナンパしたのだった。




今回まだ行った事のないフィリピンに行って、一体何人の写真を撮って、色補正、プリント、そして配る所まで出来るのか全くの未知数で、本当に実験そのもの。(100組は撮りたい!)

だからわくわくしてるのだけど、これまでみたく、その時の気分や、周りの雰囲気を見て、やる、やらないを決められない。
やる!の一択だ。(怖えー!!)

でも、もしもこの経験の先に、これからキューバやジャマイカ、メキシコ、南米の国々、アフリカ大陸、ユーラシア大陸!の中を縦横無尽に、色んな人達と出会って撮り歩ける事が仕事になるなら、こんな面白い事はない。

野生動物にも出会えるチャンスがグッと広がって、作品だって作りたい放題!!(ここ大事!)
想像しただけで、ビザの書類作りなんてどうでもよくなる。(ここがダメなやつ!)


方法が見つからないうちは、ともかく悩みながら動いてみようと思う。

目の前の事をやるのだ!

そりゃあ面白い!って方が一人でも増える事を心から願ってます。


クリスマスにフィリピンで子供達の写真を撮って、家族に贈りたい!


あ!新たにリターンが増えました。
シベリア人アーティスト、ビエラがオリジナルのイラストを描く権利です。
たった一枚限りなので、気になる方はぜひ!


【ビエラのインスタはこちら】






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いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!