見出し画像

♯60-Strip Joint×Pot-pourri 「風船/翌朝」開催にあたって


みなさん、こんにちは。2023/11/04 (土)落合soupにて、Strip JointとPot-pourriのイベント「風船/翌朝」が開催されます。
本イベントではStrip JointとPot-pourri、両バンドのパフォーマンスだけでなく、Strip Joint 岸岡とPot-pourriのSawawoさんが互いの作詞に曲をつけたものを演奏する、そんな試みも行われます。
Sawawoさんは普段からこのマガジンにもライター・インタビュアーとして参加してくださっていますが、今回は出演者側として、コメントをいただきました。


まずはこの度、Pot-pourriが4年振りにStrip Jointと共演できる運びとなったことを改めて光栄に思う。付きも離れもし過ぎない距離感で、それでも続けられてきた関わりがまた実を結んだことが、とても嬉しい。
片方は自分のバンドについてなのでこう言うのもなんであるが、4年を経て、両バンドは少しずつ音楽性を変えてきたように思う。Pot-pourriは以前よりも少し柔らかな ーという感じに聴こえると自分では思うー 曲を演奏するようになったし、Strip Jointは6ピースのアンサンブルをさらに洗練させながら、英詞主体だった『Give Me Liberty』から一転、いまでは日本語詞のレパートリーを演奏している。
お互いの作詞に曲をつけてみる、という今回のセッションのアイデアは岸岡くんから来たのだが、その話を聞いて―歌う言語を変えたときも思ったのだが、それ以上に―いま彼が言葉に、ひいては自らの表現を相手へと丁寧に伝えるということに、以前よりももっとフォーカスしているのだろうと僕は思った。お互いの譲れないところを深く認識しながら、同時に尊重するようなコミュニケーションを、岸岡くんは粘り強く心掛けているように思える。そのようにして生まれた表現が、しっかりといろいろな人の元へと届いてほしいと、改めて僕は願う。
Sawawo


Sawawoさんの書いた歌詞に、僕が曲をつけて歌ってみる。僕が書いた歌詞にSawawoさんが曲をつけて、Sawawoさんが歌ってみる。今回Pot-pourriと念願の再共演ということになって、僕はSawawoさんにこんな企画を提案しました。言葉が初めにあって、そこから歌を下ろしてくる、みたいな感覚はなんとなく僕の中にあるのですが、お互いにそれをやってみたときにどんなものが見えてくるのか。楽しみにしています。

岸岡


今後もイベントに関する情報を、随時お届けできればと思います。それでは。
予約はこちらから。

ここから先は

0字

Strip Joint magazine.

¥200 / 月 初月無料

Strip Joint magazineは、Strip Jointとその友人による群像マガジン。月5本程度更新。200円/月で全ての記事が…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?