やっぱ「こめかみに拳銃」が一番かっけえんだよな

バイオレンス映画などでたまに主人公が自分のこめかみに銃弾をぶっ放して自殺するシーンがありますが、僕はあれが大好きです。実際に真似するといかにも自分に酔ってるみたいな感じになって超恥ずかしい上に確実に即死できる保証もないらしいので絶対やりませんが、もしも映画の世界で一回死ねるとしたならやっぱりあれがいいなと思います。格好いいから…。

昨日今日とそういう作品ばかり鑑賞してたので下に軽くまとめてみました(ネタバレしています、ご注意ください)。





・「ソナチネ」「brother」「アウトレイジ」


たぶん北野武の映画が「こめかみに拳銃」でいちばん有名だと思うので、とりあえず最初に持ってきました。「ソナチネ」だけでは気が済まなかったのか「brother」では寺島進にもさせています。「アウトレイジ」では未遂ですが柄本時生がやりかけました。

たけし映画のキャラクターは死に方がいちいち格好いいので、たぶん悪影響が半端ないと思うんですよね…特にソナチネは沖縄で死ぬ人間を増やしてそう。毒映画。


・「野獣死すべし」


「野獣死すべし」では実際にぶっ放しはしないんですが、序盤で松田優作がイカれた表情でやってます。この映画はストーリーもセリフもラストも正直まったく意味が分からないんですがなぜか滅茶苦茶に惹きこまれます。特にセリフは全部真似したくなる。意味わからんのに。


・ペパーミントキャンディー


この作品はもうDVDのパッケージでやっちゃってます。暴力の連続で変わり果てて完全にどうにもならなくなってしまった男の話。

序盤になけなしの金をはたいて、自殺と復讐のために拳銃を買っています。僕は正直に言うと自分の人生のことがあんまり好きじゃないので、こんな風に自分の人生を雑に扱ったり破壊しようとしたりする捨て身のキャラクターをみるとどうしても憧れてしまいます…


・アジョシ


クライマックスで少女が実は生きていたことを知り、自分の頭を撃ち抜くのをやめています。女の子を守るために悪い奴を30人ぐらい殺して刑務所にぶち込まれる人生。非の打ち所がない。格好良すぎる。


バッファロー66


これいつも「ばっふぁろーろくろく」って言ってるんだけど皆ちゃんと「しっくすてぃーしっくす」って言ってるのかな…

ヴィンセントギャロが自分の頭をぶち抜きますが、妄想なので実際は死んでおらず、ハッピーエンドで物語は終了。撃った瞬間のアホみたいな顔がかなり良い。


・ビデオドローム


サイケ系ドラッグみたいなビデオを何度も見たせいで完全に狂っちゃった主人公が最後、自分の腕と一体化した超キモイ銃で自殺を遂げます。幻覚の映像が結構怖くて何度も見れない…


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