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鬱の始まりは些細なことから

たった今、Twitterでこんなツイートを見つけた。

リプにも「コンロに鍋置いた音でなった」とか「弁当がうまく開けられなかった時になった」とか様々な意見があった。

このツイートを見た時に、前職で疲れきった時の自分ことを思い出した。


いつかの記事でも書いたかもしれないけど、前職に勤めていた時にわたしも壊れた瞬間がわかった。

営業車で音楽を聴きながら運転してる時、「この人たちは自分の好きなことをして人生を過ごしているのに、なんで私は楽しくも好きでもことを毎日やってるんだろう…」とずっっっっと思ってた。

私もずっと音楽をやっていたかった。

音楽にずっと触れて生活したかった。

就活にうまくいかなくて、早く部活の吹奏楽部に専念したいからと内定貰った一社目を選んだ私が悪いのかもしれないけど。

内定もらった時は「医薬品関係で営業で土日休み」にどこか受かった誇りを持っていたけど、働いてみてわかった。

私が選ばれたってより、営業なんて辞めてく人多いんだから多く入れとけという保険で選ばれたんだ、と。

好きなことができていない、失敗ばかり、得意先にうまくハマってもらえない、を毎日繰り返して心に穴だらけの毎日。


そんなときに妹の通う高校の吹奏楽部の定期演奏会あると親から聞いた。
妹の最後の定演だから行かない選択肢はなかったけれど、訳あって妹が出られなくなった。

それでも、吹奏楽は大好きなので1人で見に行った。

大好きな曲、キラキラした高校生。

"私もこの頃に戻りたい""私もまた演奏したい"とばかり演奏中ずっと考えていてうまく集中できなかった。


そして帰宅した夜、家に着いた途端に涙が止まらなくなって声を出して大号泣して立てなくなっていた。

たぶんこの瞬間が私の『心が壊れるトリガー』だったのかもしれない。

まさか私の好きな音楽がきっかけで壊れるとは思いもしなかった。
家に着くまでの電車の中では「吹奏楽聴けたし、明日の仕事も頑張ろう…」と思っていたのに。

そこまで心が弱くなってることに気づかなかった。心のヘルプに気づいてあげられなかった。
そこからまさか1年間も心が立ち直れなくなるなんてね。

コロナで精神科に行くことができなかったけれど、もし行っていたら何か診断されていたのかな。
一応もう立ち直っているつもりだから、その頃がどうだったかなんてもうわからないけどね。


新しい仕事を始めて4ヶ月になるけれど、もしまた心が壊れてしまったらどうしようと未だに恐怖心がある。

頑張りすぎずに頑張れ私…!

スイーツを買うためのお小遣いにしたいです。食べてる時の顔が幸せそうで好きと好評です。