ファン聖地の居酒屋さんから学んだこと
こんにちは。
先日、和歌山市内の『居酒屋しんけいすいじゃく』さんというお店に飲みに行きました。
ロックバンドL'Arc-en-Cielのボーカルhydeさんの同級生の方が営まれているお店。hydeさんもライブなんかで和歌山に帰ってきた際には立ち寄るのだそうです。
今回は、『西野亮廣エンタメ研究所』 オンラインサロンメンバーさんと飲みに行ったのですが、別のラルク好きのサロンメンバーさんからこのお店のことを教えてもらって知っていて、たまたまこの辺りで飲もうってことになったので、行ってみることに。
位置的には和歌山市の中心部から少し離れていて、しかも台風も近づいているような中なので、お客さんもそんなに居ないだろうと高をくくって入ると、店内には2、3グループがすでにいらっしゃって活気がありました。
席に案内されてからしばらくは興味津々で店内を見渡していました。すると、hydeさんの写真やらポスターやら、いろんなものが所狭しと貼られていました。
もちろん、周囲のグループの方々は、明らかにラルクファン。服装でも分かるし、立派なカメラを首からぶら下げている人も居たり(焼酎のボトルを飲みながら、首には一眼レフのカメラをぶら下げてる光景が素敵でした)。
さらにはこんなシーンも・・・
女性のお客様「hydeさんが来られたら、いつも何頼まれるんですか?」
店員さん「そうですねぇ、よく好んで食べられるのは、○○○で、」
女性「じゃ、○〇〇ください!」
と、店員さんが話し終わる前に、食い気味に注文していたのが見ていておかしかったです。
僕たちもそのメニューを注文。
そして、他にも数品注文。
hydeさんがよく食べられる料理も、ほかの料理もどれもなかなか美味しかったんですよ!
またリピートしたいなってなりました!!
そしてそして、マスターもスタッフの方も、皆さんお優しくて素敵な方々で、スタッフの方のお一人と思わず写真撮っちゃいました。
↑スタッフの方との1枚
「裏ピースにするのがポイントです」と教わりました。が、まだその意味を知りません笑
他のお客様たちは、飲み会がお開き直前になった頃には、店中を歩き回りながら記念写真ラッシュ。ぼくたちが座っていた席の壁にはとっておきの写真スポットがあるらしく、「ちょっとすみません。いいですか」と次から次へと撮りにきます。
「どうぞどうぞ」と言いながら、最後にはもうその席を皆さんにお譲りしました。
ファンの聖地で飲んでみて思ったこと
和歌山の中心市街地からは少し離れた場所にもかかわらずお客様が絶えない。
ファンの皆さんが飲みながら共通言語がある中で、初めて会ったそれぞれのグループどうしも仲良く交流しながら、楽しく飲んでいる光景が微笑ましくかったです。
例えば、自分がお店をやるとき
「誰々さんが飲んだ焼酎のボトル」
「誰々さんが好きな料理メニュー」
「誰々さんが熱く語った席」
などがあれば、そのお店自体が観光スポットになって、高額の宣伝費をかけなくてもお客様はやってきてくださる。
料理の美味しさや飲み物の種類などもある一定レベルをクリアしておく必要はもちろんあるんでしょうけども、
どんなストーリーを持ったお店なのか?、誰がやっているお店なのか?
などがとても重要で、それらに興味関心を持ってもらえて検索してもらえるようになれば、遠方でも、交通の便が多少不便でも、お客様は集まってきてくださるんでしょうね。
そして、むしろ、不便さや隠れ家的な分かりづらさがあったりした方が、訪店すること自体をその旅や食事のストーリーや思い出に盛り込むことができて、より冒険心や楽しさやワクワク感が倍増するんでしょうね。
自分の目的実現にもとても参考になりました。
また行こうっと!
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