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大盛りカレーの頂点!佐賀県の『いな穂』で次元を超えた挑戦!

旅人とは、安くてボリュームのある食べ物を求める生き物である。
私もヒッチハイクで日本一周をしていたとき、常に安くてボリュームのある食べ物を探し求めていた。

今回は、その旅の中で出会った次元を超えた大盛りカレーが楽しめるお店を紹介したい。

佐賀県白石町の国道沿いにあるお店、『いな穂』

いざ、入店。

お店は多くの人で賑わっていた。店内の壁には、有名人のサイン色紙がびっしり。
地元の人々だけでなく、観光客も多く訪れる場所なのだろう。

多くの観光客があるものを求めてこのお店を訪れる。それが大盛りカレーだ。

メニューにはカレーのほかに、メンチカツ定食やハンバーグ定食、チキン南蛮定食など、一般的な定食屋さんで見られる料理も載っている。
メニューの上には、「ご飯大盛り」、「小盛り」の文字。これも至って普通。

では、何がそんなにすごいのか。
私はとりあえずミックスカレーの大盛りを注文した。

数分後、運ばれてきたのは今まで見たこともない大皿に乗ったカレー。
その皿は、顔の2倍ほどの大きさがあるように見えた。

一口目を口に運んだ。

美味しい。これは美味しすぎる。
お店でじっくりと煮込んでいることが伝わってくる味わいだった。


5分後、味に感動しながら食べ進めていた。このボリュームと味わいによって、多くの観光客が訪れる理由がわかった。


15分後、まだ手が止まらない。どんなに食べても減らない魔法のカレーを食べているような感覚だった。


30分後、一口目の感動はなかった。呼吸を整えてから次の一口を食べる。残り3分の1くらい。


45分後、もう限界かもしれない。いや、せっかく作っていただいたのだから、諦めるわけにはいかない。まるでラスボスに立ち向かう気持ちで、最後の一口まで頑張った。


そして、1時間の死闘を終え、なんとか完食することができた。

正直、大盛りの難しさを侮っていた。次の挑戦者にアドバイスするならば、「『大盛り』の文字は信用しないほうがいい。覚悟を持って臨みなさい」と言いたい。

ちなみに、このお店では「大関」と「横綱」というサイズもある。どれくらいのサイズかは見当がつかないが、1人では絶対に食べきれないことは間違いない。
次回は何人かと一緒に訪れて、挑戦してみたい。

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