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「写真が好きか分からなくなったんですが、どうすればいいですか?」 【1on1🗣】Vol.9

前回からの続きです。なんだこれ??となっている方はこちらをみていただけると分かりやすいかなと思います!!

要約すると、自分が本当に写真が好きかどうか分からなくなったので、カメラが好きな人に「なぜカメラが好きなのか」とかを聞いて、今一度自分を見つめ直すということをしました。この1on1を通して、もしもカメラが本当に好きではないのであればそれはそれでまた違う道を見つければいいし、肩肘張らずにみんなと話せばいいかなと思う!

今回は少し違います!実は、のちハレメンバーと話す前にこの人と話してみたいなぁって思う二人と話していました!違うコミュニティでもカメラのことを話せるのっていいね!!

16人目 【自分の写真が好きな人がいてくれたらそれでいいや】

ー 写真が好きか分からなくなったことある?

あるよ!自分は上を見たらキリがないし、いろんなカメラマンがいてその人のバックグラウンドも違うから開き直ったかな。
かけられるお金も社会人と学生は違うから、お金をかけずに上手くなるような工夫とかをしたかな。ひたすら編集したり、友達と撮りに行ったり!
どこかに自分の写真が好きな人がいるし、それで自己承認欲求も高いっていう問題も解決されたかな。例えば、自分だったら写真部に写真を提出した時に褒められることで自分の好きが伝わったりしたかな!自分の写真が好きな人がいるからこの気持ちのままでいいやっていう気持ちもあったかな。もちろん上手くなろうっていう気持ちはあるけど!
でも、悩んだときは一人で抱え込まずに誰かに相談するのが良いと思う!

ー 誰かが自分の写真が好きだからそのままでいいやってめっちゃしっくりくるな。確かにうまくはなりたいけど、そのうまくなりたいのはもっとほかの人に認められたいというよりかはその好きでいる人にもっと好きでいてもらうためのスキルアップみたいなイメージも僕は感じた!自分の表現の幅を広げるためみたいな感じかな。SNSにアップしていいね数がなかったときってどう思う?

SNSで写真を共有すると、いいね数を気にしてしまって、大勢の人にウケる写真を撮ってしまうように思うんだよね。それよりも自分は写真を共有する場が欲しいだけで、好きな人が見てくれればいいやっていう感じかなぁ。好きが伝わる相手がいればいいやって感じ!
自分の写真を知ってもらう点でSNSは必要かもしれないけど、発信するかどうかを抜きにした時にそれでも写真を撮るってなったかな。

ー その考え方もめっちゃ好きだ!!確かにそうだよなって思った!あと、プライベートと仕事ってやっぱり撮る感覚違うよね。

お仕事があったら狙って撮るけど、プライベートだったらふらってどこかに行ったときに好きなタイミングで撮れるし、それがカメラが好きかどうかの違いかなぁって思った。お仕事として撮るのと、好きで撮るのは違うかなぁ。お仕事はお金を払ってもらってるから相手の期待に応えないといけないし、合格点を求められるのは当然なんじゃないかなぁ。やっぱり写真を仕事にする会社に入るとその会社に沿った写真が求められるのは当然だし。確かにプライベートと別のところで撮り始めると本当に好きかどうか分からなくなる時はあるかな。

ー 確かにプライベートと仕事って考え方変わってくるんだなぁ。写真が好きかどうか分からなくなったときにしてたことある?

カメラが好きか分からなくなったときはカメラを触らないようにしたよ。そうして普通に生活してると、カメラ越しじゃなくてもこの瞬間好きだなぁってなった。この、「この瞬間すきだなぁ」っていう瞬間を大切にしたよ。
あとは、他の教養(音楽、本など)を身につけると、今まで見えんかった部分が見えるようになるんよね。カメラとその感情を大切にしたかな。
カメラと離れたときに改めて写真家の写真を見たときに、自分はこう撮るのにとかという気持ちがなくなって、ただ単純にすごいっていう気持ちになるんよ。
離れることで、同じ場所に行っても温度も風も人も全然違うし、そこで撮る一瞬ってもうその一瞬しかないなって思い始めた。
プロの写真は自分も撮れんけど、プロも自分の写真撮れんじゃん?
自分の好きな瞬間は一瞬しかないしそれを逃したら最悪だってなるから自分の好きな瞬間を撮るって感じかな!
自分の好きを通してもいいんだって思えるし、自分の思ったままを撮りたいなって思うよ。

今回のお話を聞いて、自分の好きなままに写真を撮っていいんだっていう気持ちにより近づいたというか、誰も気にしなくてもいいんだって思えました。自分はもちろんプロの写真を撮ることはできないけど、プロも自分の写真撮れんじゃん!好きが伝わる相手がいればそれでいいやってやっぱり自分も思ったし!

17人目 【3つの解決策をいただきました!!】

今回は一番近い存在のプロカメラマンのお方!話す時間がなかったからテキストで送ってもらいました!

まず、上手い写真を撮ること(他人に共感してもらう、承認欲求)と、自分にとっていい写真を撮ること(自分の見た景色を残したい、自分の状態や感情を表現したい)は欲求から違うと思ってる。でも、どっちもを写真で満たそうとしてるから悩むと思う。

解決策としては

  1. いい写真と上手い写真を撮る時の機材や時期を分ける。
    デジタルでは上手い写真を狙って撮って、フィルムではいい写真を撮るとか!

  2. 一度上手い写真を極めて、承認欲求を満たす。
    上手い写真を撮れるようになって、安定してくると、どんどん上手い写真に興味が無くなるから解決できるかも!

  3. 戦略的に上手くていい写真を撮る。
    自分の撮りたいものと、その表現を超明確にして、自分のいいと思っているものが他人に伝わるように撮る、こんちゃんみたいなイメージ!

おそらく3が1番理想的やと思うけど、めちゃくちゃ大変やからおすすめはしないかな…!
1か2で実践してみたらいいのかなーと思った!

今回もらった文章を見てさすがプロカメラマンだなぁって思った!!もうすごい分析じゃん。まず、二つの欲求があって、、、確かにそれは考えてなかったことだなぁ。使うカメラを分けるってことも今まで考えてこなかった方法でいいかもって思った!一度極めるっていうのは僕が前にも思ってたことだったからなんかうおお!一緒のこと考えてるじゃん!ってなった。3はまじで難しいのよ。でも、難しいで終わらせたらだめだね。思考してみることも大事だよね。

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