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【旅人必見】宿泊費ゼロになったり、地元の文化満喫できたり、新しい人と出会えたりするアプリ知ってる?カウチサーフィンって言うんだけど。

節約をしながら旅をするバックパッカーにとって、宿泊費はなるべく抑えたいところ。

もし宿泊費がゼロで泊まれる方法があったらどうだろう?地元の文化に触れることもできて、新しい人々との出会いも楽しめるとしたら?

そんな旅人に朗報がある。

そんな夢のようなサービスを提供しているアプリが実は存在するのをご存じだろうか?

その名も「カウチサーフィン

カウチサーフィンの概要は以下の通り。

宿泊の交換、いわゆる「サーフィン」が機構の中心活動となる。これは通常、ホスト(自宅に宿泊を提供する人)、あるいはサーファー(宿泊の依頼をし受け入れてもらう人)のどちらかの役割をすることである。mixiなどのコミュニティーと同じく登録は無料であり、宿泊のリクエストを受け入れる義務が一切ないものの、組織のためにはある程度の参加が望ましい。旅行するときにお世話になる代わりに、地元にいるときに旅行する人の助けをするというイメージである。
メンバーのプロフィール情報が重要な役割を果たしている。プロフィールには自己紹介、当面の目標、写真、使用言語、訪れたことのある国、現在位置、カウチの有無、他人から受けた評価などの情報が掲載されている。メンバー同士に信頼を得るために、本名で登録している人が多いが義務ではない。
また、「Has couch」(カウチ有り、つまり宿泊のリクエストを受け入れられる)、「Maybe has couch」(カウチ有りかもしれない)、「Coffee or a drink」(人を泊められないが会って話をすることができる)、「Traveling at the moment」(現在旅行中で泊められない)などのステータスの設定ができる。このほかに、宿泊提供が可能の場合、いたずらの、または自分の都合に合いそうにないリクエストを防ぐために、プロフィールにリクエストを受け入れやすいと感じる性別、宿泊の状況、同時に受け入れられるサーファーの上限人数等のカウチ情報を表示する。 一方でサーファーは、自分の旅行先にいるメンバーを検索し、表示されているメンバーのプロフィールを見る。性別、年齢、使用言語、または評価での検索も可能。
このエクスチェンジは合意の上で決まるものであり、食費などの一部を負担する場合以外、基本的に無償である。宿泊の期間、条件などの内容はメッセージをもって予め決めることが多い。
内部調査により、メンバーの約30%が現在カウチを提供しており、「カウチあるかもしれない」、または「現在旅行中」のメンバー数はさらに36%に達しているそうだ。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ぼくもヒッチハイクで日本一周した際に、カウチサーフィンを利用していた。
今回はその経験から感じたカウチサーフィンの魅力を4つ紹介する。

魅力① 地元の文化に触れることができる

カウチサーフィンに登録しているホストの多くは、その土地に長く住んでいる。そのため、ホストとの交流を通じて、その土地の文化を深く知ることができる。ときには、ホストに地元の町を案内してもらったり、郷土料理をご馳走になったりすることもある。

実際、日本一周中に秋田県の地元の方のお家に泊めさせていただいたときは、きりたんぽやサラダ寒天、うちわ餅、あきたこまちなど、秋田の郷土料理をたくさんいただくことができた。
また、ホストと一緒に観光することで、観光ガイドブックには載っていない情報や地元の文化、風景を直接体験することができる。

魅力② 宿泊費がかからない

原則として、宿泊先にお金を支払う必要はない。そのため、節約しながら旅をするバックパッカーにとっては大きなメリットになる。

ぼくは一度もホテルに宿泊することなく、カウチサーフィンを活用したり、野宿可能な場所を探したりして夜を明かしていた。そのため、食事や観光にしかお金をかけなかった。貧乏旅だったので、このサービスは本当にありがたい存在だった。

ただし、年会費1000円が必要なので注意が必要。

魅力③ 素敵な出会いができる

新たな人々との出会いも、カウチサーフィンの魅力の一つ。他の人と話すことで、新しい価値観に触れたり、交流したりすることができ、旅がさらに楽しくなることだろう。カウチサーフィンを利用している人々は、一風変わった面白い人々が多い。

ぼくも数多くの魅力的な人々に出会ってきた。中にはホストの仕事を手伝うこともあれば、ホストの知り合いがぼくの共通の知り合いだったこともあった。このような面白い出会いができることも、カウチサーフィンの魅力の一つだと思う。

魅力④ ユーザーはお互いレビューすることができる

カウチサーフィンでは、ユーザー同士がお互いにレビューを書き合ったり、過去の評価を閲覧することができる。また、ホストを選ぶ際には、レビューの数に基づいて並び替えたり、ホスト側もサーファーを選ぶことができるため、お互いに安心して会うことができる。さらに、プロフィールには各人の情報が記載されているため、コミュニケーションがしやすいというメリットもある。

ぼくが日本一周中に出会ったホストは、皆様素敵な方だったが、レビューやプロフィールなどはサーファー側もホストを選ぶときの参考になり、安心感を得られる。


いかがだっただろうか?

今回は、サーファー(宿泊の依頼をし受け入れてもらう人)目線の魅力を紹介したが、実はホスト目線の魅力も多く存在する。
たとえば、日本を旅行中の海外の方がカウチサーフィンを利用することも多いため、日本人のホストの中には語学力を向上させるために海外のサーファーを受け入れる人もいる。また、過去に世界中を旅してサーファーを経験した人が、旅を終えて恩返しの意味も込めてホストになるケースも少なくない。実際、ぼく自身も埼玉でシェアハウスを運営しながら、カウチサーフィンのホストとしても活動している。

皆さんも次の旅行の際には、ぜひ「カウチサーフィン」を試してみてははいかがだろうか?



ムロ|松室一馬
フォトグラファー/ライター
1999年、埼玉県在住。
"最高のオモイデを最高のキロクで"をコンセプトに旅の魅力を写真と文章で伝えている。

Twitter:@muro_110510
Instagram:@muro_muro.0510
note:https://note.com/muromuromuro


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