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あなたは一人が楽だと思ってませんか?~想像型(スキゾイドパーソナリティ)~

どうも、むろやんです!

人間は生まれてくると
それぞれの成育環境に合わせて
いろんなものを身につけていきます。

身に付けたものをもとに
他者と共存していくために
多様な環境に適応していきます。

その適応の仕方には
【6つのタイプ】があり
環境への適応の仕方が違います。

適応の仕方が違えば
❝生きづらさ❞を感じる
ポイントもちがうんです。

そのポイントを知ることは
よりよく生きるための
ヒントになります。

自分の特性ともいえる
『適応パーソナリティ』について
理解を深めることで

✅人間関係のしんどさ
✅自己肯定感の低さ
✅日々感じる生きづらさ

など

あなたが抱える悩みを
解決できる糸口見つかる
かもしれません。

よりよく生きるためにも
自分の特性を知ることは
必要不可欠です。

また

他者の不可解な言動が
適応の仕方だとわかることで
他者理解にもつながります。

自分の適応タイプだけでなく
全ての適応タイプを知ることは
他人との共存に役立ち

心地の良い人間関係を
築くための『基礎』の
一つとなるはずです。

今回の記事では
それぞれの適応タイプが持つ

✅適応タイプの特徴
✅他者からの印象や関わり方の特徴
✅生きやすくなるヒント

をお話ししていきます!

すべてのタイプのお話しをすると
とんでもないほどの量になるため
見やすさを重視して

一つずつご紹介していきます。
ご了承ください。

では早速
本題に入っていきましょう!

『想像型(スキゾイドパーソナリティ)』


今回は
『想像型(スキゾイドパーソナリティ)』
についてお話しします!

【想像型(スキゾイドパーソナリティ)の特徴】

洞察力に優れていて
日常の出来事から想像を膨らませ
創造的な思考をする芸術家タイプです。

『人が生きる目的ってなんだろう』
といった哲学的なことを
深く考えるのが好きです。

思慮深く
1つのことに集中して
何事にもていねいに進めます。

とても親切で
穏やかで協調性があり温かく
一緒にいる人に安心感を与えます。

あまりしゃべるタイプではなく
一人が好きで目立たないように
ひっそりとしています。

【他者からの印象や関わり方の特徴】

他者からは
以下のような印象を
抱かれていることが多いです。

『とても繊細でやさしく
人の気持ちを大切にしてくれるので
一緒にいて気が楽になる。』

『あまり自己主張しないので
 あなたが何を考えているか
 もっと知りたいなと思う。』

『自分のペースを乱さないので
 ちょっと変わったところが
 あるかもしれない。』

『集団でいることが苦手で
 カフェで一人で読書してる
 というような印象がある。』

そんな印象を持たれているあなたは
人との関わり方にも特徴があります。

一人でいると心が平和で
穏やかに過ごすことができます。

誰かと関わるときは
自分から話しかけるより
誰かに話しかけてほしいと思っています。

たくさんの人と広く浅くというよりも
ごく少数での深いかかわりを
望んでいます。

心が通じ合うごく少数の人と
狭く深い関係を築くことを
望んでいます。

そのため
中身のない雑談が苦手で
その場から立ち去りたくなります。

困ったことが起きると
頭が真っ白になったり
固まってしまったりします。

繊細な心を持っているので
自分の本当の気持ちを
人に知られないようにしています。

【生きやすくなるヒント】

≪自分の欲求は他人に迷惑をかけてしまう≫

あなたは人に対して
優しく穏やかに関わり
自分より他人を優先に考えます。

『人に迷惑をかけてはならない』
そんな思いが強いため
波風をたてないように
ひっそりとしています。

何か葛藤するような場面になると
その場でじっと気配を消して
嵐が過ぎ去るのを我慢して待ちます。

あなたにとって
『人の迷惑ならないようにすること』
『他人の手を煩わせないこと』
はとても重要なことです。

幼少期に
親との関係作りをする際に
身につけた適応の方法なんです。

幼い頃
自分の世話をしてくれる親を見ていて
育児をしている親は大変だと感じました。

それならば自分は
『これ以上負担を増やさないようにしよう』
と決心したはずです。

そして
自分を殺して他人を生かす
という方法を身につけたのです。

『私は「あまり泣かなくて
 手のかからないいい子ちゃん」でいるよ。』

『だから心が落ち着いたときには
 自分を抱きしめて『大好き」って
 言ってほしい。』

他人を優先すること
自分の欲求を無視すること
叶えられない欲求は想像で満たすこと
想像だけで行動には移さないこと

こうしてこの世界で
うまく生きていくための
適応パターンを身につけていきました。

けれどもこれは
いつもうまくいく
万能のパターンではないんです。

幼少期の愛情を得るための
戦略ではありましたが
それはあくまで幼少期の戦略です。

大人になってからは
なかなかうまくいかずに
立ち行かなくなることもあります。

例えば
人は誰もが親密な人間関係を
築きたいと思っています。

あなたは
人に接するときは優しく親切にし
相手の欲求を満たすことに注力します。

そうすると
常に気を遣っているため
しんどくなっていきます。

自分の欲求は満たされないので
自分がなくなっていくように
感じるてしまうことも。

かといって
自分に注目が集まるような
状況になってしまうと

自分のために
相手の時間を使わせたら申し訳ない
と思ってしまいます。

そのうえ相手は
あなたのことを考えているため
あなたの欲求を尋ねます。

どうしたい?って聞かれると
自分の意見をいうことが
わがままに思えてきて

『迷惑をかけて嫌われるかも。』
という思考が頭をよぎり
その場から離れたくなります。

けれども
離れたり遠ざけたりするものの
本当に去られてしまうことは怖いのです。

人との距離感が
近づき過ぎず遠ざかり過ぎず
結果よそよそしい関係になり
もどかしさを抱えることになります。

あなたが何かうまくいかずに
つまずいた時に見直したいポイントは
自分の欲求を抑え込んでいないかという点です。

そのためには
まず自分の欲求を知ることです。
自分が何を望んでいるかに気づくことです。

今までは自分が
「こうしたい」「こうしてほしい」と
人に伝えることは

相手に迷惑になる行為であり
愛情をなくすことだと
信じてきたんです。

それは幼少期には
適切だったかもしれません。

しかし大人になった今は
環境も能力もその頃とは
大きくちがいます。

何か望むことが
人の迷惑になってしまうという思考は
過去に信じこんだ適応の仕方の
残像なんです。

あなたが人の思いを
大切にしているように

自分の思いを大切にしたり
他人から大切にされることも
あっていいことなんです。

「あれもしたい」「これもしたい」と
自分の欲求を行動で実現していく人は
生き生きしているように見えますよね。

自分にはそういった
エネルギーがないように感じるのも
感情を押しこめているような感じがするのは
自分の欲求を無視しているからです。

『自分が何を望んでいるのか』
それに気づくことです。

そしてその欲求を満たす行動をしたり
他人に協力してもらったりして
現実を動かす経験をすることで
生き生きとした力が戻ってくるはずです。

≪『自分のため』が他人のためになる≫

あなたは今まで
自分の欲求を満たすことを
してきませんでした。

自分が楽しむことはいけないこと
のように思ってきたはずですし

時には自分だけが我慢することに
イライラする気持ちを感じることがあったとしても
それもグッと抑え込んできましたはず。

自分の人生は
決してほしいものが手に入らない人生で
仕方がないんだと思ってきたんじゃないですか?。

『好きなことができないなら死んだ方がマシだ』

例えばやりたいことを
親に反対された子どもが
そんな言葉を発することがあります。

これは甘い戯言ではなくて
心からの言葉なんです。

人はみな
自分が心からしたいことが
できない状況になってしまうと

魂を抜かれてしまったような
虚しい気持ちになってしまいます。

あなたは自分の欲求を
思い切り満たすということをせずに
ここまで何とか生き延びてきました。

それは満たされない現実の代わりに
自分の心の中で自分だけの世界を
構築していきました。

その世界が持つ力は
あなたをここまで生かすほどの
強大なものだったんです。

その世界がどんな世界なのかは
人それぞれでしょう。

もしかしたら
アートや詩などの文芸的世界かもしれませんし
科学や、宗教か、哲学か…何かそういった
分類から離れた新しい世界かもしれません。

あなたが頭の中で普通に考えていることは
他の人にとっては創造的で
探求心にあふれたものです。

それを「外に出す」ことは
様々な変化をもたらします。

例えば・・・

あなたの頭の中の
創造的に探索している考えや思いを
空想だけでなく実際に実行すると
それは体験になります。

感情が目を覚まして
生き生きとした力を
感じることができるはずです。

あなたが考えていることを
大切な人と共有すると
関係が変わってきます。

考えを外に出すような
行動をとってみてください。

自分が今
どんなことを望んでいるのか
どんな気持ちなのかが
少しずつ感じられるようになります。

また相手も
あなたの考えていることがわかり
親密さが増していくはずです。

なにより
自分の考えていることを
行動に移すということは

じっとして他人の出方を待つ
といった受け身なやり方より

自分の人生を
主体的に生きることにつながります。

それに自分のしたいようにしても
あなたがもつ優しさは失われません。

自分の欲求を叶えていくことは
自分自身を幸せにしていきますし
あなたを応援する人を増やし
周りの人も幸せにします。

自分の欲求や感情に目を向け
考えるだけではなくて
行動していくことです。

考えるだけでなく
実際に行動して体験しながら
自分の人生を主体的に生きていく。

その意識をもつことで
あなたの明日からの行動に
変化がみられることでしょう。

あなたのこれからの人生が
より良いものになっていくことを
心よりお祈りいたします。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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