タダじゃ死ねないね【メメント・モリ/藤原新也】を読んで
【メメント・モリ/藤原新也】読了。
写真を交えながら生死に関することが書かれており、『死』に関して考えさせられた一冊。
《メメント・モリとは》
冒頭にも書いたけど、見開き2ページに写真とともに一言二言の文が書かれている。
その一文一文が身に染みる。
本の最後に『汚されたらコーラン』というタイトルの内容がある。(コーラン=読誦すべきもの)
この本は汚されてなんぼらしく、ジーンズを何度も履くことで味が出るように何度でも読み返してほしいと書いてあった。
図書館の本なのでさすがに汚すわけにはいかないので、二回しか読まなかったが、
一回では理解できなかった一文も二回目では全部ではないが分かるようになった。
10分あれば、一回は読み終えると思う。
この本を通して、心に残った文章は数多くあるがあるが、2つ挙げるなら、
これは自分なりの解釈だが、
『どーせ死ぬなら、そうなった時におれの跡を引き継がせる。とか、自分の死からなんか感じてほしい。と思わせられるような生き方をしよう!』
『犬のエサとして肥やしになれるくらい、自分が死んだ後に自分がこれまで経験したことが誰かに活かされてほしい』
という意味で捉えた。
実際のところ正解かどうかは分からないが、
『タダじゃ死ねねーな!』
と考えさせられた。
生死とは関係なく、このnoteでいうなら、
『自分の書いたことがちょっとくらい他の誰かに活かされるような内容を残したい』
ってのも当てはまるのかな?
*
昔『言霊荘』というホラードラマで、
一言一句覚えてないが、そんな感じ。
これを聞いて、
と思ったことを覚えてる。
何を残すかは未だに考えられてないが、
やっぱりタダじゃ死ねないね。
死んだ後せめて10年は
くらいの会話をしてもらえるようになりたい。
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