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#2 知らないを減らしたかった20代 - 何者か分からない僕の、初めての転職活動


はじめに

こんにちは、Takuyaと申します。
現在、2024年を目処に転職活動を検討しています。
その上で、noteを使用して転職活動記を書いています。

▼前回の記事はこちら▼

前回からかなり期間が空いていますが、粛々と転職活動の準備を進めております。(亀のようなスピード🐢)
その中で進めている内容についてはまた別記事にて記載しようと思いますが、今回は「学歴なし、スキルなし」の僕が現職でマネージャークラスの役職を頂けたことに通じたと感じている"思い"の部分を書こうと思います。

未経験で入社したWebサイト運用担当

僕は漠然と「Webデザイナー(デザイン/コーディング)」という響きに憧れた結果、それを軸に就職活動を行いました。
そこで、大学卒業後「未経験でも働けるWebサイトの運用担当」という求人を見つけ現職の会社に入社しました。
現職の会社は「求人・人材領域」を中心に自社で媒体を持つ事業会社で、僕はその中で「総合求人情報サイト」の運用担当という職種で勤務しました。

最初は「Webデザイナー」としてばりばり働きたい!と思っていましたが、実際に入社してから行った業務内容としては

  • 求人情報の訂正対応

  • 求職者からの問い合わせ対応(メールや電話)

  • 掲載企業から問い合わせ対応(メールや電話)

など、庶務や事務的な作業が中心となり、最初は「仕事が楽しくないな〜」「やりたいことと違うな〜」と悶々とする期間がありました。
業務に対して「ネガティブ」な形で仕事を進めていた為、最初の間はミスも多く結果も出せず、いわゆる「ポンコツな社員」だったなと感じています。

「ポンコツ」と思われたくないという感情

そうして働いている中で、先輩の社員や上司から怒られたり、指導されている中で「"こいつは何もできない"と思われているんじゃないか?」という風に思考する場面が増えてきて、それが自分にとって「認められたい」と燃えるポイントになりました。
これは僕のこれまでの人生経験や性格が多分に含まれるからだと思いますが、「他者から承認されたい」という気持ちもあったからだと思います。

そういった性格から、「チームのメンバーからまずは必要とされる人材になろう」と考えて、仕事への取り組み方を変えていきました。

「出来る仕事」を増やす為に、まずは知ることから

仕事への取り組み方を変えていく中で、まずは「やりたい仕事」に取り組むのではなくて、「やることが出来る仕事」「出来る仕事」をどんどんと増やしていく必要があると考えました。
※今考えると、大学生くらいの時から皆当たり前に考えることだと思うのですが、入社してからようやくそこに考えが至りました。

その上で、チームや部署で「今の自分が出来る仕事」がどれくらいあるかを知る必要があると感じたので、意識したポイントがあります。

  • チームメンバーがその日に行う仕事をすべて知り、雑務や庶務で自分でも出来ると思った業務を振ってもらうようにお願いする。

ということを行いました。
具体的には、毎日の朝礼で「本日自分が行うタスクを共有」する慣習があった為、まずそのメンバーが行う業務をしっかりと聞き、「あ、これ自分でも出来そうだな」と思ったものをメモして、朝礼後にその人に「この業務僕にも手伝わせて貰えないですか?」という風に話を伺いに行きました。

僕の担当する「求人情報サイト」のチームは3名でしたが、部署としては8名程度いたので、チーム以外の部署メンバーにもお願いするようにしました。
※ちゃんと担当部門の人にも「こういう動きをしたい」とお願いした上でね

そういう行動を行った結果、良かったと思うポイントが主に2つあります。

  1. メンバーがやりたくないと思っていた雑務や庶務を行うことで感謝され、自分の仕事へのモチベーションが高まった

  2. 担当領域以外の会社や組織全体の仕事に関する理解を深められて、幅広く業務に対応することができるようになった

2については様々な担当領域のメンバーと話すことで、その人が業務を素早く、確実にこなす上で行っていることを知ることができ、それを自分の担当領域の仕事に活かすこともできましたし、組織全体について理解を深められたことで、会社としてどういった課題があるのか、ということを理解することができました。

「知らない」が減り責任感のある仕事が増えた

いろいろな人と話して、組織についてや仕事の進め方などを知ることが増えた結果、より多くの人に対してサポートできることが増えていきました。
最初は、基本的に庶務や雑務をそのまま請け負う形でサポートするだけでしたが、知見を深めるなかでその庶務のやり方自体をもっと効率的に行う方法などを提案することが出来るようになり、感謝される深さが変わっていったように感じます。

そういったことを繰り返していくなかで、恐らく上司からも認められるようになってきたのか、「新事業の立ち上げのメンバー」や「コーポレートサイトのデザインリニューアル担当」など、より責任感のある仕事を貰えるようになって行きました。
入社当初は「Webデザイナー」として働きたいと思っていましたので、「コーポレートサイトのリニューアル」に関して任された時はめちゃくちゃ嬉しかった記憶があります。

これは、明確に前述したような動きをしたことが大きく影響しているかと思っています。「ポンコツ」と思われている状態でそのままネガティブな感情で仕事を進めているだけでは、大きな仕事を任せて貰えていなかったでしょうし、自分自身も「楽しくない」と思ってすぐに転職活動をしていなかったのではないかと思います。
※きっとそのまま転職活動してもうまくはいってなかったと思うけど…

「やりたい」を叶えるには、まず身近な貢献から

入社当初の自分は「やりたい」ことを主張しすぎて、それが今求められていることか、本当に貢献できることかを考えていなかったなと感じています。

その上で、最初の仕事で「やりたくない」仕事を頂けたこと、それに対して満足のいく成果を出せず怒られたことが、頑張るキッカケになったと思っています。

仕事を進める上で何かしらモチベーションを維持することはとても重要だと思います。
身近な所から貢献を目指して、感謝されることは本当に大きなモチベーションの維持になりました。
小さな成功を積み重ねることで、経験値としても他者からの承認も得られることで大きなチャレンジを行う土台づくりが出来たと思っています。

「やりたい」を叶えるには、まず身近な貢献から

この思いを常に持って、仕事も人生も進めて行こうと思います。

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