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『踊る日々紡ぐ日々』08.11 GUEST 熊谷拓明、石神ちあき

共演者一人ひとりと舞台の上で寄り添い、互いの世界を泳ぐことができたとき、そこで生まれた “今日だけ” の表現は、自分の想像を軽々と超えてくる。
ひとりでは見えなかった景色が広がり、知らなかった自分に出会う。
そんな“未知との遭遇”は、出演者だけでなく、共にステージを作り上げる全ての人、そして、観にきてくださる方一人ひとりとも、きっと、起こっていく。舞台作品であり、ライブであり、実験であり、インスタレーションでもある“今日”×5日のステージ。さぁ、どんな新しい感覚に出会えるだろう。


熊谷拓明さん

ダンサーでありながらも言葉を巧みに使い、もはやダンサーなのか?と疑いたくなる瞬間もあるが、その身体表現は素晴らしく。うわーこんな人いるんだなと驚きを隠さずには入られませんでした。僕と同じくソロ公演なども手掛けており、昨年発表した『愛しのソフィアンぬ』を見に行ったのが出会いのきっかけでした。ソロで物語を紡ぐパフォーマンスは僕の中にあるテーマでもあり、形は違えど、尊敬の想いがとっても芽生えたのであります。

なんとそんな公演『愛しのソフィアンぬ』がDVD化されることに。しかもなんと私が特典映像の一つで、本編を見ながらの副音声を担当しました。(わ〜こんな事ってあるんだなって嬉しくなっちゃいました)公演の製作秘話や僕の話もちょいちょい交えながらの70分ほど。凄く素敵な公演だったので是非皆様お買い求めください。『踊る日々紡ぐ日々』でも販売しちゃいたいですね。

告知映像がこちら↓

そんな熊さんと一緒に踊る?喋る?または舞台上に佇む?何かが生まれることは間違いないと思っていますw

石神ちあきさん

石神さんとは、お互いの公演を観にいくというのが出会いでした。僕がおこなった河内大和さん(8月10日出演)との安部公房12時間耐久朗毒会を観に来てくれたり、MURATA黄昏37を見に来てくれたりしたこと。僕もそのあとにちょうどやっていた石神ちあきさんの公演『4』を見に行きました。

とにかくなんだこりゃというほどのキレキレなダンスにうわーーーとなったのを覚えています。コンテンポラリーダンサーの方の表現も様々なものがあるなと思うのですが、この時の公演は、昔、お母さんが寝る前に話していたおとぎ話のような神話を見ているような時間でした。舞台上と普段が全然違うというのはこの方にも当てはまります。舞台上でのあの踊り(ストイックでかっこいいダンス)からは想像もできない、とてもチャーミングなお人柄です。ギャップ萌えですw

初共演

そして、それから数ヶ月して石神さんと熊さんと飲む機会があり、『是非一緒にやりたいです!』という一言から実現しました。その日はいろいろな話をしてとても面白かったのですが、最終的に渋谷の街中でお二人がストリートパフォーマンスを始め(私は酔っ払っていて全然踊れないという状況)ガシガシに踊りまくっていたところを見て、やっぱりこの人たちは根っからのダンサーさんなんだと思ったわけであります。

踊りというものをベースに様々な形に変化していくであろうこの日のライブ。こんな個性的なお二人のダンサーと僕は一体何ができるんだろう。そんな事を考えては嗚咽しつつも楽しみでしょうがないのであります。


8月11日(土)18:00開演(上演時間約70分予定)

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『踊る日々紡ぐ日々』特設HP

タップダンスをより多くの方に知っていただくための活動資金(様々な土地でのライブ・ワークショップの経費)にさせていただきます。よろしくお願いいたします。