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社会福祉士ってどんな仕事?②
皆様、こんにちは!
本日は、タイトルの通り「社会福祉士とはどんな仕事なのか?」
↓前回の続きになります。
社会福祉士という名前はよく聞くけど、具体的にどんな仕事をするのか、イマイチよく分からないという声をよく耳にします。
皆さんはいかがでしょうか?
弁護士や医師、看護師というように名前を聞いたら何をする資格職なのか、一般的にもよく分かる仕事ですが、ケアマネージャーや社会福祉士のお仕事は、自分や家族が介護される側、障害、生活困窮などの当時者にならない限り、なかなか関わる機会が少ない職業でもあります。
ですが、社会福祉士が学ぶ内容は、誰でも知っておくべき、社会の制度ばかりです。
少しでも、皆様のお役に立てるよう、発信できたらと思っています(^^)/
今回は、社会福祉士はどんな専門職としての価値や行動指針を大切にしているのか。
そんなお話です。
倫理と行動規範
社会福祉士には、「倫理綱領」があります。
倫理綱領とは、専門職としての価値、行動指針として大切にしているものです。この「倫理綱領」を軸に、社会福祉士は支援を行います。
倫理綱領は、社会福祉士が専門職であるということの証です。
自分本位の支援ではなく、専門職としての自覚と誇りを持ち、責任ある行動によって質の高い利用者本位のサービスを提供するためになくてはならない重要なものです。
私自身も、この倫理綱領に立ち返りながら、社会福祉士としてのあるべき姿に日々近づくことができるよう日々支援をしています。
参考までに前文をご紹介しますね。
☑社会福祉士の倫理綱領 前文(一部)2020年6月30日
われわれは社会福祉士は、全ての人が人間としての尊厳を有し、価値ある存在であり、平等であることを深く認識する。われわれは平和を擁護し、社会正義、人権、集団的責任、多様性尊重及び全人的存在の原理に則り、人々がつながりを実感できる社会への変革と社会的包摂の実現をめざす専門職であり、多様な人々や組織と協同することを明言する。
われわれは、社会システムおよび自然的・地理的環境と人々の生活が相互に関連していることに着目する。社会変動が環境破壊および人間疎外をもたらしている状況にあって、この専門職が社会にとって必要不可欠であることを自覚するとともに、社会福祉士の職責についての一般社会及び市民の理解を深め、その啓発に努める。
また、この倫理綱領は、ソーシャルワークのグローバル定義に基いて作成されています。
☑ソーシャルワーク専門職のグローバル定義
ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。社会正義、人権、集団的責任、および多様性の尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。ソーシャルワークの理論、社会科学、人文学、および地域・民族固有の地を基盤として、ソーシャルワークは、生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造に働きかける。この定義は、各国および世界の各地域で展開してもよい。(IFSW:2014.7)
読んでみていかがでしたか?
この後からさらに、利用者に対して・実践現場・社会に対して・専門職としての倫理責任が書かれてあります。
詳しく読まれたい方はこちらをご覧ください。
実は私、この倫理綱領を読むのが大好きです(笑)
社会福祉士は、それぞれの人生が豊かになになるように、支援していく仕事でもあります。
価値観の多様化、人々の生活課題の多様化・複雑化に伴って、利用者本位のよりよいサービスの提供が難しくなっている現代だからこそ、ますます倫理綱領の重要性が増してきていると思います。
けあする合同会社は、ミッションステートメントである、
「あなたの笑顔は、常識を、時代を変えていく」をモットーに
前回の記事でお伝えしたミクロ・メゾ・マクロ領域で事業を展開し続けている最中です。
私たちも倫理綱領に書かれてある内容に立ち返っていきながら、日々の支援を行っていきたいと思います。
このミクロ・マクロ・メゾ領域での事業内容も発信していきます。
お楽しみに~。
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