【ナカノヒトと村田ボーリング技研の日常】中小企業が合説やってみた
2月26日(月)開催
”人を大切にする”しずおか合同説明会2025が
無事に終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、
本当にありがとうございました。
今日はそのご報告をさせてください。
ちなみにご報告がこんなにも遅くなってしまったのは、ナカノヒトがひと休憩を取りすぎてしまったからです。許してね。
(1)ひとまず無事に終了いたしました
ひとまず。"人を大切にする”しずおか合同説明会2025が無事に終了!
午前午後と合わせて33名の学生さんが来場、そして社会人の皆様もたくさん見学にお越しいただきました。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
そして何よりも共に走り抜けて下さった、㈱共立アイコム、静岡鉄道㈱、㈱山崎製作所、㈱吉村の皆さん、本当にありがとうございました。開催日ぎりぎりまでお願いごとばかりだったのにも関わらず、嫌な顔せずご協力いただき…。素敵な皆さんとのご縁にも感謝の気持ちでいっぱいです。
さて。約2か月で準備から開催まで走り抜けてきたこのイベント。良かった点も改善点もたくさん見つかったので、今日はその振り返りをしていきたいと思います。
(2)学生側の声を拾ってみた
今回は44名の申込のうち、33名にご参加いただけました。早速、学生の声でもあるアンケート結果を見ていきたいと思います!
①アンケート結果(数値version)
わりと満遍なく、どの学年の方にもご参加いただくことができました。でもやっぱり就活真っただ中の3年生や恐らくこれから就活を始めるであろう2年生が多かったですね。
こちらは全体の満足度。%で換算すると、72.7%の方が「とても満足」とご回答いただけました。ここの「ふつう」にも学びが詰まっている…。素直に回答いただけるってすごくありがたいですよね。
満足度の高かったプログラムは意外にも「座談会」。ちなみに社会人の中で満足度が高かったのは、話を聞く限り、「各企業紹介」でした(笑)
参加目的の達成はほぼすべての学生が何かしら「達成できた」と感じているようでした。参加目的に関しては、後のアンケート結果の記述versionに少し載せてありますのでご覧ください。
②アンケート結果(言葉version)
記述式もいくつかあったのですが、そのうちの一部を抜粋してご紹介させていただきます。
【満足度に対する理由】
【あなたの参加目的を教えてください】
【今後どんなテーマや内容だったら参加したいですか?】
数値や皆さんの言葉を見る限りでは、初めてにしては成功だったのではないかなと…思っております!ただ、申込みは44名あったところ、実際は33名と最後の詰めの甘さを痛感しました。学生たちが来るまでの不安や「やっぱり行くのやめようかな」をいかに防ぎ、最初の1歩を踏み出してもらうのか。これからは最後の詰めもしっかりしていきたいところです。
(3)いち個人としての気づき
ここからは、ナカノヒト自身が気が付いたことをまとめていきたいと思います。
①質と時間のバランスが難しい
普通の合同説明会って基本は企業の話を一方的に聞き続けるスタイルだと思うのですが、今回のしずおか合同説明会ではあえて「企業側が話す時間は短く、企業と学生の交流を長く」しています。全部で2時間半のイベントでしたが、そのうちの1時間は企業紹介タイム、残りの1時間半はレクリエーションや座談会となりました。
というのも、HPを見ればわかる情報よりも実際のリアルな話を聞きたいのが正直な意見だと思うし、ただ話を聞き続けるのも大変じゃないですか。どうせだったら学生も参加型の形式をとりたくて、今回の形に落ち着きました。
その一方で。正直なところ、やりたいことの半分もできていない感じ…。
本当はもっと企業紹介の時間も取りたかったし、座談会ももっと多くの社会人と話してほしかった。でも時間がどうしても足りなくて。短い時間でも質を高めることはできますが、毎週できないイベントが故に一回の参加でより多くの人と話す・人の話を聞くことができた方がいいのかな、とか。でも長すぎてもイベント参加のハードルが上がりすぎちゃうかな、とか。
とにかく質と時間のバランスが難しい…!!これもやってみて気が付いたことだったので、いい学びになりました。
②目的をどこに定めるか
今回のしずおか合同説明会では対象を高校生(希望があれば)~大学4年生(院生も含む)まで幅広くしています。そのおかげもあってか、社会人と学生の交流だけでなく、学生同士の交流も生まれていたのが印象的でした。
ただ、例えば就活真っただ中の3年生と就活を意識し始めたばかりの1年生とでは、参加目的や意識が違うのかなとも感じました。それはどちらが悪いという訳ではなく、より「参加してよかった」と思ってもらうためにはどうしたらいいのかなという悩み。
でもこれもまだ自分の中ではよく分かっていなくて。今回みたいに様々な学年が入り乱れているほうがいい刺激や学びがあるのかもしれないし、そこは正解もないが故に分からない…。
次回以降もここに関しては要相談しながら改善していきたいところですね。実際の声をより反映するためにもあえて学生を巻き込んで、このイベントやっても面白いかも。
他にも色々気が付いたのですが、長くなりそうなので今回はこの辺にてストップしておきますね(笑)
(4)全体の感想
① なんとか続けていきたい…!
意外にも。このイベントって学生の皆さんからも社会人の皆さんからも「求められているイベントなのかも」と肌で感じて帰ってきました。コンテンツや開催時期、目的など改善するところはたくさんありますが、「他にもこういうイベントってないんですか?」と色んな学生からイベント後に言って頂けて。
このイベントの価値がちゃんと届けられた、「また参加したい」と思ってもらうという目的が達成できたという嬉しい気持ちがありつつ、もっとこんな感じのイベント情報が学生にちゃんと届くといいなと思いました。
②社外だけでなく、社内にも持ち帰ろう
今回、村田ボーリング技研を含めた5社で開催をしましたが、想いや向かう方向が近いこともあり、参加した社員同士が意気投合しちゃいました(笑)
そんな中、今回は学生に向けたイベントを開催しましたが、現在は「この繋がり、学びを社内に持ち帰ろう」という動きが5社の中で加速化しています。
というのも、今回のイベントは参加した5社にとっても学びがすごく多かったんです。特に各企業の紹介タイムでは、様々な取り組みを話してくださり、「それ、うちにも取り入れたい」「どうしてそんな取り組みをしているの?」など気になるところが多くて。情報や知識、経験を自社だけに留めることなく、話す(共有する)ことによって、他企業の皆さんはいい刺激を貰うことができました。
だからこそ、時間をかけてもっとお互いを知ろう。ということで、各社への見学会を現在計画中…。まずは我が社、村田ボーリング技研をスタート地点に。その様子も今後載せていくので楽しみにしていてくださいね。
もう1つは、「会社の他のメンバーにも繋がりを」というところ。人事担当者は採用関係でも他者の方と絡む機会が多いですが、例えば営業の方が仕事以外で繋がることってあんまりない現実がある。
お客様でもなければ、取引先でもない。「社会人」という同じ土俵にいる仲間と出会える。色んな価値観に触れ、色んな方法に触れ、得たものを自分に活かし、仕事に活かし、会社に活かす。
この目に見えない繋がりこそ静岡をもっといい街にする気がしています。社会人もイキイキワクワクする街に。いや、社会人こそイキイキワクワクする街に。その姿を見た学生たちは自然と静岡に魅力を感じてくれることでしょう。
ということで。現在我が社で行っている、月1開催の学生向け静岡就職相談会(通称MEETUP)の社会人版ができたらいいなと個人的には思っています…!今後はその動きもお楽しみに。
③いいことで終わらせない
そしてこのイベントやってみて、私が一番大切だなと思ったのは、「いいことで終わらせない」という覚悟でした。
特別いいことをしているという感覚も全くありませんが…(自分たちが楽しそうだからやりたいと言って始めたのが最初のきっかけだったので)。それでもただ「やって終わり」には絶対したくない。それは今後もやっていくためには必要な考え方で、結果"も"追い求めることが大切。結果だけを追い求めるわけではなく、結果"も"追い求める。
その姿勢こそ、次に繋がるチャンスだと思うから。
イベントの収支報告や振り返りレポートを書きながら、そう感じたナカノヒトです。結構お金の流れとか、アンケートの結果も緻密に見ていくと面白いですね(笑)社長室という部署で自由にやらせてもらっている以上、今まで上司がやってくれていた予算管理も今度は自分でもやっていきたいと思います。
(5)今日の一言
26日のイベントが終了した直後、少しばかりお休みを頂きました。
もともと1回休んじゃうと、エンジンの掛け直しに時間がかかるナカノヒト。今回も時間かかるかなぁと思っていたら、そんな時間すらないままに新卒採用が本格化してしまいました(笑)逆に忙しいぐらいがちょうどいい説ありますね。
明日もほどほどに頑張っていきましょう~!それではまたね~!!