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【ナカノヒトと村田ボーリング技研の日常】ファクハク2023①


じゃじゃん。
ファクハク2023が無事終了しました~!!

ファクハクメンバーと共に1枚

2023年11月17日(金)-11月19日(日)の3日間で
約154名のお客様にお越しいただきました!


「100名目指して頑張ろう…!」

そう言っていた私たちでしたが
まさか154名のお客様にお越しいただけるなんて…
まさかすぎて。びっくりもできない。

お越しいただいた皆様、
本当にありがとうございます。
皆様のおかげで私たちが1番楽しませていただきました…!!


今回はそんな思い出しかないファクハクの記録を
皆さんに共有できたらなと思います。
ただ、長くなりそうだなと思ったので2部構成。

第1部:ファクハクリハーサル開催までの様子。
第2部:リハーサル後の課題とファクハク開催当日の様子。

こんな感じでいくので
どうぞよろしくお願いします~!



(1)静岡工場博覧会

①ファクハクってなに?

静岡工場博覧会、通称ファクハク。
簡単に言えば、静岡で開催されたオープンファクトリーのこと。

ファクハクはファクトリー博覧会の略称
静岡の町工場、実は歴史が深く、アツい説

「モノづくりの街」と称される静岡。
この静岡の街でもついにオープンファクトリーが
開催される運びとなりました。

危険が潜む工場の中は
普段であれば一般の方々は見られない。
そんな工場を一般のお客様に向けてオープンに。

工場のあれや…
これも…

工場の中には
日常では感じられない魅力が詰まっています。

音、におい、光、手触り、踏み心地、
職人の表情、技術、想い

そのどれもが、
それぞれの工場の中には詰まっていて
1つとして同じところはありません。

見るところは人それぞれ。
楽しみ方は人それぞれ。
なので…
モノづくりに興味がある人から
正直、モノづくりに興味がない人まで楽しめるのが
オープンファクトリー。

そんなオープンファクトリーが
静岡でも開催されることになりました。


②工場の祭典in燕三条

オープンファクトリー自体は
色んな市町村で開催されていて、
代表的なところで行くと、
新潟県の燕三条で開催される「工場の祭典」

私も実際に、新潟県まで足を運んできました。

初の新潟県は暖かくて、あれってなりました(笑)


【玉川堂】
中から「カン…カン…カン…」と金属を叩く音が聞こえてくる。
職人たちが静かな空間でひたすら金属を叩く。
1枚の銅板から作られる茶器はまさに職人技が光る

若い職人が多いのもすごいなと感じました


【諏訪田製作所】
爪切り工場なんですけど、どこもかしこもスタイリッシュ
見せ方が素敵で
いい意味で工場とは思えなかった
ショップも充実していて女性も楽しめるのがポイント

一人1台の機械を扱う様子がガラス越しに見られる
色が統一されていてすごく素敵

全部で7つぐらいの工場をまわったのですが
どの工場もそれぞれに面白さがある。
私はまだまだモノづくり素人なので
正直、難しい技術の話はイマイチ分からなかったのですが…
でも工場の空気感や様子そのものを楽しんできました。

見せ方は工場によってさまざま。
説明を丁寧にしてくださる会社もあれば、
工場がまるで展示物のように外から見学できる会社もある。

工場の祭典に行ったことで
改めて「正解はない」と感じましたし、
たくさんのアイディアを頂いて帰ってくることができました!

このチラシは工場の祭典でアイディアを頂いてきました!


③やることだけは決めました

ということで…。
話を静岡に戻して…。

「オープンファクトリーをやるらしい…!」

byムラタの情報屋

という情報を仕入れてきた上司。

どこから情報を仕入れてくるんだろうって思うぐらい、情報屋さん

迷うことなく、
「やります!!!!!」と意気揚々と手を挙げたらしいですが
この時点では何1つとしてやることは決まっていなくて、
やりたいという気持ちだけが先行していました(笑)

元々、村田ボーリング技研では
取引のあるお客様や会社にお越しいただいたお客様に
さらっと紹介する程度の工場見学しか行っておらず
形式だっているものはありません。

しかも、さらっと紹介する程度の工場見学さえも
出来る人は限られていました。

また村田ボーリング技研の課題感として
「世間一般にまだまだムラタは知られていない」という点があります。
一般のお客様や小学生などの学生さんも
見学に来やすい「見せる工場」を整えたいとも思っていました。

ということで…
内容は何も決まっていないけど、
「やる」ことだけは決まりました。


(2)仲間を募集

まずは社長室だけでは到底できないので…
社内でもファクハクメンバーを募集。
やりたい人がやるスタイルをムラタでは採用しました。

社内でもファクハクの説明会を開催

そして集まったのがこの4人。
写真では伝わり切らないのが残念ですが、キャラは抜群に濃い。

村田ボーリング技研のメンバー

そしてもう1つ。
私たちがファクハクを楽しめたのはこの人たちのおかげ。

実はこのファクハクには
入社4年目にあたる、しずてつの皆さんとJA静岡の皆さんが
「研修」としていくつかの参加企業に派遣。
村田ボーリング技研にも
素敵な4人が来てくださりました。

しずてつさん&JAさんメンバー

そんなこんなで
村田ボーリング技研のファクハク開催に向けて
楽しい楽しい歩みが始まりました。

しずてつさん、JAさんと始めましてをした日
はじめましてでもなぜかビヨンセポーズは健在


(3)何ができるのか分からない

とまぁ、意気揚々とスタートしたわけですが。

正直なところ

何ができるのか分からない

そんな状態から私たちもスタートしました。
何にも決まっていなかったんですよね。

何をやっても良かったのですが
逆にこの幅の広さが難しくもあり
またムラタの事業内容を説明しようにも
一般の皆さんが手に触れるものを
作っているわけでもないので説明1つとっても難しい。

どうしたら伝わるのか
そもそも何を伝えたいのか
ファクハクの目的ってなに

毎週火曜日がMTGの日

何度も何度もMTGを重ね、
少しずつ、少しずつ固めていきました。

通常業務で忙しい中、しずてつさんやJAさんは
何度も会社に足を運んでくださりました

正直、時間がなかったのも事実。
とはいえ、切羽詰まった状態でやりすぎるのもよくないので
楽しくやる、みんなで協力する」を前提に置いて
リーダーは特に決めず、進めていきました!

毎週火曜日がMTGだったのですが
やればやるほど火曜日が楽しみになっていたのは
ここだけの秘密。

(4)緊張のリハーサル

一旦、工場見学の内容が定まったところで
9月29日(金)-9月30日(土)の2日間、
ファクハクのリハーサルを関係者向けに
開催しました…!!

説明を担当した人たちは緊張の面持ち…

今回はワークショップなどの体験は抜きにして、
純粋に「村田ボーリング技研の工場を楽しんでもらう」をメインに
工場見学のみを開催しました。

食い入るように見て下さる方も…

ムラタは3工程+1工程あるので、
今回はこの4つの工程順に「説明+実演」を行いました。
時間もたっぷりあったので、
かなり詳しく説明をすることができたかなと。

ただ、2日間が終わったころにはスタッフもくたくた…(笑)
ちなみに私も足が棒になるかと思いました。

足腰がやられたメンバーたち

でも喜んでくれるお客様の姿がすごく嬉しくて。

というのも…
ムラタはBtoBの会社なので
私もそうですが、
現場の社員たちも仕事を通じて
一般のお客様と関わることは少ない。

なので、今ある景色も環境も技術も
「当たり前」になってくる。

だからこそ
自分たちの工場を、技術を見て
「すごい」「面白い」「楽しい」「気になる」と
言っていただけるのがすごく嬉しい。
幸せなことだなと改めて感じました。

NHKの取材も入りながら…

もちろん反省点もたくさん見つかりました!(笑)
・説明内容の改善
・工場見学の時間
・体験をどう組み込むか  などなど…

ちなみに…
このリハーサルのタイミングで
ファクハクの生みの親でもある
静岡市清水区の山﨑製作所さんにも
お邪魔させていただきました!

工場見学も体験も本当に楽しかった

参考になることがとっても多く、
他社の見学もすごく重要だということを知りました。


このリハーサルから約1か月半後に
ファクハク本番が開催される…。

本番に向けて、
歩を止めているわけにはいきません…!!!

ということで。
ここから先のお話は次回!


(5)今日の一言

12月も半ば。
やっとこさ、静岡市も寒さが強まってきました(笑)

つい先日までは「春かよ」って言いたくなるぐらい
暖かい日が続いていて
このまま暖冬なのかなぁと思っていたら
ちゃんと冬がやってきましたね(笑)

皆さん、風邪にはご注意くださいね。