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あえて指摘せず失敗させて成長させる

部下やメンバーに対する指摘についてですが、多少の失敗で済むのであれば、あえて指摘せずに失敗させて、自分で振り返ってもらい、自分で納得いくように答えを出してもらったほうが、成長するのではないかと思っています。

事前に指摘した方がリスクも軽減されますが、長い目で見ると失敗も重要な経験値となり全体ではプラスになるのではないかとも思っています。
今回の記事は、あえて指摘せずに失敗させることについて考えていこうと思います。

失敗は、学ぶ機会を得る

失敗を経験することで、部下やメンバーは、新しいことを学ぶ機会を得ます。

失敗を経験したほうが意識が高まる

事前に指摘されて失敗を回避した場合と、失敗した場合とでは、失敗を経験した方が反省がより深くなり、「次は気をつけよう!」という意識が高まるかと思います。

メンバーの成長は全体でプラスになる

失敗から得た教訓は、将来の行動や判断に役に立ったり、成長にもつながるので、当人だけではなく全体でプラスになるかと思います。

メンバーが失敗を恐れない空気感が必要

そのためリーダーは、部下やメンバーが失敗を恐れず、積極的にチャレンジできる環境を整える必要があります。
つまり失敗を恐れない空気感が必要という感じです。

許容する失敗は大きな影響にならないものとする

ただし、許容する失敗については影響を事前に見定めて、そこまで大きな影響にならない程度のものにしておく必要があるのでそこは注意です。。

振り返りをして次に生かす

振り返りを促す

失敗した際には、部下やメンバーに振り返りを促すことが重要です。
自ら、振り返りをしてくれるメンバーばかりではないのと、振り返りしてはじめて失敗に価値が出てきますので、振り返りはきっちりやってもらいましょう。

原因と対策を検討する

自らの行動や判断を客観的に見つめ直し、何がうまくいかなかったのかを分析することが重要で、その原因に対する対策を検討することが必要となります。

振り返り内容はリーダーに確認してもらう

振り返り内容はリーダーや第三者に確認してもらい、失敗した原因に対する対策が妥当かを確認してもらいます。もっとよい対応策があれば指摘しましょう。

おわりに

最後まで読んで頂きありがとうございます!

失敗を指摘せずにスルーするのは、後々厄介なことになるので勇気がいることですが、全てを完璧に指摘してしまうのもどうかと少し思ってしまいます。。

なかなかバランスが難しいところですが、小さな影響で済む程度の失敗であれば、メンバーの育成としては良いのではないのかなと思いました。


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