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ことばを選択してるんじゃなくて、 「何を感じるか」がまず先なんですー糸井さんの言葉から。

自分が記事を書くとき、見出しを考えたりするとき、”取材した人が喜んでくれたらいいな”っていうのが、最低ラインにある。

だけど、それ以上のこと(例えば、どう発信すればバズるだとか、稼ぎに直結するか)とかはあまり頭が働かない。

というか、そっちの筋肉が弱い。

先日、ほぼ日を読んでたら、木村拓哉さんのラジオ番組『Flow』に糸井重里さんが呼ばれていた時の記事が出てきた。

そこで木村拓哉さんがざっくりだけどこんな質問をしていた。

「(言葉を組み合わせる時、考える時、)糸井さんはいつもどういう選択をするんですか?」

すると、糸井さんはこう返した。

糸井
ことばを選択してるんじゃなくて、
「何を感じるか」がまず先なんです。
そしてそのつぎは、
感じたことから、「何かを思うか」。
で、「思う」のつぎは、
今度はじぶんの引き出しの中にある
さまざまなものをぶつけてみる。
そこで「考える」になるわけです。
だから、まず「感じる」。そして「思う」。
で、それについて「考える」。
そこでことばやコピーが生まれたとしたら、
今後はそれが、どう見えるかな、っていうのを
しばらくたしかめるんです。
イメージとしていうと、
ポスターにそのことばを書いて
頭の中に貼ってみるわけ。
観念のうえでだけどね。
そうすると、頭の中にいる通行人が、それを見て、
いいねって言ったりとか、無視したりとか、
なんとなく反応してくれる。
で、しばらく頭の中の貼り紙を放っておいて、
ああ、ウケたみたいだな、ってなったら、
それが答えになるわけ。

これを読んだ時、自分の発信の仕方はまだまだだと思う。

いかに伝えたいことを、頭の中に概念としてポスターのように掲げ、通行人がどう思うかまで考えを思いを巡らす。

そんなことをもっと考えていきたいと思った。

今絶賛、仕事でコピーライトの仕事をしているのだけど、まず何を感じるかを書き出してているところ。


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