![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110111774/rectangle_large_type_2_13ed544c49ec4a012afadfc4d28436c3.jpg?width=800)
わたしのサボテン
いつからだったか。
気づけば体からサボテンが生えるようになっていた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110111986/picture_pc_d6ac14f84706a304f338b3d6c6720874.jpg?width=800)
それは、かつて身を守るためのものだっただろう。確かに、過去この棘は自分自身をわずかかもしれないが守ってくれた。
でも、今ではこの棘は愛したい人たちを遠ざけてしまいすぎる。サボテンは、わたしを守ってくれたと同時にわたしを孤独にした。
それでも願う。
いつかこのサボテンに花が咲くことを。
その花を愛してもらえることを。
わたしが愛したい人たちを受け入れられることを。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?