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豊胸

珍しく薄暗くした部屋のベッドの中で

いつもの様に

手のひらで掴んだ

馴染み深い彼女の乳房





えっ、、、


あれ?


あれれ!




なんか何時もと違う。



全然違う。




てか、


何時ものように、


手のひらの中に

スッポリと収まらない。



なんか、


大きさが増してるじゃん。




てか、


中になんか入ってるじゃん。



食い込んだ指先に

何かが触るじゃんか。



なんでだよ。。。






なんの相談もなしに

勝手に豊胸なんかするなよ





今までので

十分だったのにな






言ってくれなかった事が


なんの話しもしないで

例え自分の身体の事とは言え

一言の相談も無しに、


俺の大好きだった乳房が

その姿を

その大きさを

その触り心地を




自分の判断で

決められてしまった事が

悲しくて、悔しくて

情けなくて、辛かったけど





そんな事は、

1ミリも表には出さずに



痛かった手術に耐えたからこそ

今の綺麗な大きさに整い

手のひら全体では包み切れない

柔らかさを堪能できるのだと



心にもない喜びと

気持ちの籠らない感謝を

口にするしかなかった











ん?

やらかしてしまったのか?

残念な結果なのか?

今はここ迄としておきましょう。

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