マガジンのカバー画像

ブラりんご

7
旅行記や散歩の記録たち。地理学っぽくもあり、鉄道旅っぽくもあると思う。
運営しているクリエイター

記事一覧

ラーメンを食らう旅へ行く(おまけ)

本編で紹介しきれなかった画像とかを紹介したい(意欲) まず、今回コロナウィルス騒ぎの中で旅行をするにあたり、人混みを出来る限り避け、行く先々で手洗い・うがいをして、マスクを頻繁に替えて、いろいろな人が居る空港は最低限の滞在時間にする等、やれる限りの対策はしたことを記しておく。 飛行機の座席の周囲の人口密度低かったし、セキをしている人も全然見かけなかったし、これだけやった僕がかかったら本当にパンデミックだな、などと無責任に宣ってみる。 ではおまけです。どうぞ。 羽田空港

ラーメンを食らう旅へ行く(5終)

おそろしい病気に罹患しているそうこうしているうちに、戻りのバスの時間が近づいてきた。 先程通過した、市役所の横のバス停まで戻り、改めて時間を確認すると、まだ20分弱あった。 これも僕の病気の一つなのだが、バス停で、少し時間があると、「次のバス停まで歩けるかな?」と考えてしまう。それが発症してしまったが最後、最終目的地まで歩いてしまうこともしばしばある。 次のバス停は中町という名前らしい。行ってみると、銀行があり、百貨店がある、いわゆる中心市街地感のあるエリアだった。 中

ラーメンを食らう旅へ行く(4)

念願のワンタンそもそも、いま山形へ行く理由は、二つあった。 一つは、9月に台風で欠航したジェットスターのバウチャー(電子金券)の有効期限が近くなってきたこと。 もう一つは、たまたま9月に行こうとした時と同じ庄内空港便の航空券が、セールで安くなったからだ。 庄内に行くなら酒田に行かねばなるまいと、決めていた。なぜかと言うと、以前、とある先輩から聞いたことを覚えていたからだ。 山形・酒田の酒田ラーメンとかも、魚介ですっきりしてて美味しかった。 地元の人に連れて行ってもらったん

ラーメンを食らう旅へ行く(3)

奥羽本線さくらんぼ東根駅までやってきた。 5分遅れたものの、今の僕には、その程度で崩れる旅程を作る度胸は無い。ここで30分ぐらい余裕時分を取っていたのだ。本当に余裕は大事。 山形新幹線という選択肢もあったが、鈍行に乗りたかったことと、抜かされないので新庄まで先に着くこと、そして鈍行に乗りたかったことと、鈍行に乗りたかったことから、鈍行に乗る以外の選択肢はほぼ無かった。 その前に売店に立ち寄る。こういう時間も結構大切にしていて、地元でしか味わえない食べ物があると、すぐ食いつ

ラーメンを食らう旅へ行く(2)

バスで飛行機に乗る電車を降りて、一直線に保安検査所へ。 この時間に飛行機に乗る人たちだから、手慣れた人が多い。さっさと荷物をバラして検査に吸い込まれていく。僕もそれなりに手慣れているものの、流れに遅れないように少し急ぐ。 羽田空港の出発ロビーも、ずいぶん改装されて、充電はできるし、有料だけどマッサージチェアも置いてあるし、人の少ない時間帯なら全く不自由ない。 もっと頻繁に使ったり、人の多い時間帯とかならラウンジもいいのだろうけど、、 今日乗るのは山形便。はじめてのエンブ

ラーメンを食らう旅へ行く(1)

こんなに危ない時に、わざわざ空港を経由して遠くへ行くなんて、自分でも馬鹿げていると思う。けれど、ここで行かないと自分がダメになってしまう感触があった。 そう感じざるを得ないほど、僕の中で、見知らぬ土地に行くということは、アイデンティティの一部を構成する要素なのだ。 時間の都合も、金銭の都合も、仕事の都合も。いろいろなことを日々考える中で、自分自身の快楽を後回しにするのは、そろそろ限界だった。 コロナウィルスにかかるのが先か メンタルがやられて病んでしまうのが先か そう

世田谷の松陰神社へ

この間の散歩で、世田谷の松陰神社に行ってきた。 目的地で行ったのではない。たまたま何となく世田谷線に乗って自分探しをしていたら、「松陰神社前」なる駅があったので降りてみた、といういつものヤツだ。 僕は神奈川県民、それも三浦半島の民なので、「東京23区」と聞くと、品川の向こうの、もうだいたい大都会のイメージしかない。 それなので、例えば世田谷の住宅街のコインパーキングの最大料金とかを見ると、千代田区とかとは比べるべくも無い安さで、一気に親近感が湧いてくる。東京23区と一口に