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先生に考えて欲しいこと その1
情報活用能力調査 で分かったこと
文部科学省は、平成27年(2015年)3月に、国公私立の小学校第5学年児童(116校3,343人)・中学校第2学年生徒(104校3,338人)を対象に
文字入力の能力の調査をしました。
小学5年生の文字入力の力は、平均で1分間に5.9字でした。
この結果を元に、キーボードを使いこなすために、授業に取り入れる必要のあることが公表されています。その内容を引用します。
次は、「調査で使われた問題と類似の問題」
『わたしたち3はんは、自動車工場へ見学に行きました。働く人にインタビ
ューをし、デジタルカメラを使って、写真をとりました。写真は CD-R に
保存しました。』
結果 1分間に5.9字
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授業で必要な指導内容 2つ
「基本を守った操作の学習(練習)です。」 ② ③
「日本語入力システムを使う学習(練習)」 ① ④ ⑤ ⑥
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「基本を守った操作の学習」について
学校でも使われるソフトの例
ホームポジションを意識し、両手を使って文字入力する練習に
画面A のような画面で練習するソフトが少なく有りません。
小学3年生に、ホープポジションを意識して、両手を使って練習してごらんとと言っても、迷うのでは、ないでしょうか。
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ホームポジションに指を置いて、押すキー、押す指をイメージして指を動かすのが難しく、辛(つら)いからです。
次の練習方法ならどうでしょう。画面に手本が表示されます。
手本が分かりやすく、辛(つら)くありません。
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ホームポジションから指を動かすことがよく分かります。
基本が身につきやすい練習で、早く効果があらわれます。
効果が現れると練習への意欲が高まります。
指をどのように指を動かせばわかるので、迷いません。
「打ち方」での練習は、このような画面で練習します。
基本を守った操作の学習ができます。
分かりやすい手本は、練習を続ける推進力です。
「日本語入力システムを使う学習」について
子どもたちが文字入力に時間がかかるのは、日本語入力システムになれていないことが原因です。
「打ち方」のシステムは、順序よく日本語入力システムを使う学習を取り込んでいます。
まず初めに、A を押せば あ 、I を押せば い が入力できることを学び、続けて、入力した未確定の状態を確定することを学びます。
Enterキーが、「確定」と「改行」として使われること
「確定」状態でSpaceキーが、「間隔」として使われることをまなびます。
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次のような日本語入力システムの機能を学習できます。
1)A⇒「あ」、I⇒「い」、U⇒「う」、E⇒「え」、「O」⇒「お」
が入力できることをまなびます。
2)未確定の「あいうえお」をEnterキーで 確定できること。
3)確定した状態でSpaceキーを押すと「空白」が入力できること。
4)確定した状態でEnterキーを押すと「改行」できること。
5)← → ↑ ↓ で、文字の位置を変えることができること。
6)Back Spaceキーで 文字を消すことができること
7)Deleteキーで 文字を消すことができること。
早い段階から、日本語入力システムを使う練習をすることで
日本語入力システムを使いこなせるようになります。
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