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日記#2【シェアハウスができるSDGs】

こんにちは。

今週は体調がすぐれなかった方が多いのではないでしょうか?
ウェザーニュースさんが週の初めに、今週は天気による不調に注意とお知らせしてくださってましたが、ものの見事に私の周りは体調不良続出でした。

こういった時に体調が優れないと、気分まで落ち込んでしまいますよね。ゆっくりお風呂につかる、お香を焚いてみる、ワークアウトする、日光を浴びる。

一日10分でもいいので、何か心がリフレッシュするようなことを取り入れると、ただ行動したというだけでも脳が満足感を感じてくれるはずです。

ちなみに私は先週から始めたワークアウトで足も腕もパンパンですが、とても元気です。在宅ワークもうまくコントロールできるようになって、事態が落ち着いても週に一回、毎週水曜は在宅がいいな~と考えています。

仕事中BGMとして北欧に住んでらっしゃる方々のVlogをYoutubeで流すのが、お気に入りです~。

前置きが長くなりました。今日は、運営している空き家改修型・外国人向けシェアハウスで行っている、SDGsへの取り組みをご紹介します。

SDGsとは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

引用:外務省ホームページ

17のゴールは一見日本人の私たちには理解しづらいようにも思えますが、自分たちの一つ一つの行動に落とし込んでいくと、わかりやすいかもしれません。

単純に、節水する、エコバッグを使う、とかでも良いのです。おばあちゃんが作ってくれるお雑煮の味を継承していきたい。というのも、文化を後世に伝えていくために大事なことの一つだと私は思っています。

次は、シェアハウスで取り組んでいる具体的な行動をご紹介しますね。

空き家の再生┃持続可能な住まいの在り方

私たちのシェアハウスは、空き家を改修し、再び愛される場所に再生することを一つのコンセプトとしています。
また、家そのものだけを再生するのではなく、その家の中に眠っていた、食器や家具等の思い出の品物の多くを再活用させて頂いております。
家主にとって、大切な在りし日の面影をできるだけ残していくことを心がけています。

素敵な食器がたくさん残されていたので譲っていただきました。入居者の外国人の子たちも、喜んで使ってくれています。

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Neo House Tokyo で働く┃入居者参加型の運営で働き甲斐を実感する

Neo House Tokyo は、ハウス内の共有部清掃やごみ出し、その他のPR活動にまつわる業務の一部を入居者に委託しています。清掃などは外部に委託することも可能ですが、これまで2名の外国人入居者の方にスタッフとして働いていただいています。
入居者に運営スタッフとして働いてもらうことは、外国人が自分の生活に根付いた形で働き甲斐を実感してもらうと共に、彼らが自国で培ってきた得意分野を活かしてNeo House Tokyoとの共存関係を作っていくことも目的の一つです。

また、スタッフという形でなくても、自分のアート作品の展示会や、趣味の読書を活かして本読み会を行うことで、協業していただいています。

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多様性の尊重① 国籍・文化

Neo House Tokyoには、これまで日本も含めて6か国の方々に滞在いただいています。
国籍だけでなく、文化、ジェンダーやマインドセットは個人によって異なり、またそれによって生活様式や行動も異なります。
Neo House Tokyo には、バイリンガル(日英)、トリリンガル(日英仏)のスタッフが世界中の入居希望者やアーティストとやり取りをしており、また、彼らの生活ができる限り快適なものになるよう、入居後も個別でコミュニケーションをとっています。
定期的に入居者とスタッフで行うホームパーティも、それぞれの意見を聞き、ギャップを埋めるための場所と考えています。

早くまたみんなでワイワイしたいよ~。

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多様性の尊重② ジェンダー

Neo House Tokyo では、LGBTフレンドリーをポリシーとしています。「すべての価値観と向き合う」というマインドセットを当たり前にすることで、実際にLGBTの方たちが気負わずに過ごせる環境を作っています。
また、運営に関わるプロジェクトメンバーの男女比も現在半々となっており、ジェンダーの多様性を広く受け入れています。

地域とのつながり

中村橋のNeo House Tokyo Nerimaは、元々空き家となってしまったご両親の家の隣家にお住まいである大家様のご理解とご協力のもとにオープンしました。
約40年の物語のある空き家を再生するにあたっては、これまでの近隣の方々との関係も損なうことなく、新たな関係を築いていけるように様々な工夫をしています。
オープンまでの工事期間中には、外の看板に工事経過レポートとして内装の写真を掲載したり、オープン記念イベントとして元々空き家に保管されていた、家主様のたくさんの骨董品や、アルバム、思い出の品などを展示し、多くの近隣住民の方にもお越しいただきました。
有難いことに、展示会などのイベントを重ねるごとに近隣の方にも認知され、足を運んでいただけるようになったと思います。

ネオハウストウキョウ練馬 竣工写真_200420_0023

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Neo House Tokyoが目指すのは、何よりもお互いが認め合い、助け合いながら新しい価値を生み続けていくことです。
SDGsを通して、今取り組むべきことを明確に認識しながら、さらにその先の未来に、地域の方はじめ世界中の方に愛される場所に育ったNeo House Tokyoの姿をイメージしています。

おわりに

私たちは、SDGs のためにこのような取り組みをしているわけではなく、これらはすべてプロジェクト発足時からのポリシーです。

ただ、SDGs を通して自分たちの事業を見つめると、今後もっと努力していかなければいけない部分もたくさん見えてきます。地域とのつながりや、まさに今、with コロナの時代に現時点だけでなく、これからもこの状況が続いていくとしたら?と想像しながら、今住んでくれている入居者のために、何をすればいいだろうと考えるのも、SDGs の一つだと思います。

良い循環が生まれれば、人間にも、家にも、街にも活力が生まれると信じて、これからも繋がりを大事にしながら活動していきたいと思います。


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