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演劇と死、あるいはステッカーを台紙から剥がすこと
カッコつけたタイトルですが、何が言いたいかと言うと、この前のengel10周年イベントの稽古がきつかったけど、本番で「ああ、こうやって死ねたらいいな」っていい思いをしたことの記録です。
不可逆、再現不可能、予測不能engel10周年イベント、三人で一人芝居を三本上演したのだけど、正直なところ本番までかなりきつかった。台本は早めに仕上げて役者に渡していたし、自分の出演する台本も早めにもらっていた。
ずっとあると思って享受しているだけだった
大学の正門前にB-CLUBという喫茶店がある。いや、あった。先週火曜日に最終営業日を迎えた。1987年創業。36年間、大学から逃げ出してくる学生の居場所として、マスターはずっとわたしたちのことをみてくれていた。閉店の理由は、端的に書けば「年だから」である。そんな当たり前の理由を見落として今日までのうのうと昼ごはんを食べてきたのだ。
学生の頃、B-CLUBは先輩や教員に連れて行ってもらう場所だった