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きのこ観察会【大山②】

ゆる登山家 ムラマミです。

やっと、きのこ観察会の続きを書きました〜。

ハンバーガーを堪能したあと、汗臭かったので、駐車場に戻りTシャツだけ着替えました。念のために替えを持ってきておいてよかったです。


寿庵に早めに行き、他の参加者が来られるまで待機。実は寿庵のFacebookを毎日ストーカーのごとく見ているのに寿庵に宿泊したくこともなく、1度しか寄ったことがありません^^;

数年前、アウトドアショップのお姉さんに雪山デビューしたいとお願いしたとき、下山後に寿庵に立ち寄ったのが寿庵を知ったきっかけです。

寿庵のオーナーに尋ねると、キノコがよく出る時期はやはり秋とのことです。

初夏のキノコはこちら
色が地味(笑)

きのこ博士はキノコ柄のマスク、パンツにサスペンダーをして登場。久々にサスペンダー見たっ!革靴(もう防水機能はないらしい)を履いていて、なんてオシャレな格好なのかしら。

なんとキノコの本を出版されているとのこと。


今回参加されているうち3名は山のベテランだなとすぐに分かりました。
ベテラン組はキノコだけでなく植物の知識も豊富で、スラスラ名前が出てくる。スゴい…私なんて花の名前すら覚えられないのに。カタカナが…。

残念ながら、キノコは雨が降らず湿っていなかったのでニョキニョキのキノコはあまり見られませんでした。カピカピのドライキノコばかり(笑)


道路の脇にある木から

クロコブタケ

見つけるには難易度高いキノコ

白い部分がブナノシロヒナノチャワンタケ

こんな小さいのよく見つけられますね。
きのこ博士より参加者のほうがキノコを見つけるのが上手でした。私はまったく見つけられませんでした(笑)

名前不明のキノコ
変形したマツオウジ
菌糸がやたらに長い名前不明のキノコ


タマホコリ

これは粘菌です。
「粘菌」という存在。恥ずかしながら、つい数年前に知りました。ある日突然、実家の庭に黄色いスポンジのようなものが出現したのです。ツンツンつついてみると、やがて酸化?してオレンジ色になりしぼみました。気持ち悪かったので、スコップで土と混ぜました。ネットで調べてみると、ススホコリだろうかと。だいぶ経ってから再び出現しましたが、それきり現れませんでした。

今回印象に残った植物はアオイの花

ミヤコアオイ?
カンアオイ?

初めて見ました。アオイの花は地面にひょこっと咲いており、葉をめくらないと分からない存在感。パッと見て花っぽくもなく。不思議な花。


そして、ギンリョウソウ

緑葉体を持たない植物。後ほど調べてみると、他の植物に寄生して養分をいただいてるとか。賢い生き方だわ(笑)

今回は大山寺周辺を散策しました。 


私はこの周辺を歩くのが初めてで、いつも同じルートばかりだったので新鮮でした。大山のこと知らなさすぎる!
まさか、こんなところで素敵なスポットがあるなんて~!

登山に興味のない人は、周辺を散策するだけでも癒されるかも。


3時間半ほど散策してから、寿庵に戻りました。
今回出会ったキノコもろもろ。

普段、どれだけ地面を見てないことか。
ただキノコは生えているだけじゃない。
私の知らないところで、キノコは山と養分を与え合ったり、倒木や落ち葉などを分解して土に還す大事な役割をしていると知り、キノコのありがたさを知ったのでした。

次回は秋に参加してみようかな。

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