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コミュ障陰キャがバーテンダーになった結果www

どうも、むらかみです。
今日は私のようなコミュ障陰キャがバーで働いた時の話ですね。
そう、この私が。酒が嫌いで人生で1滴も飲酒したこともなく、コミュ障で、陰キャなこの私が、何故かバーテンダーをやってみたくなった時の話。

そんな私が応募したのは近くにあったミュージックバーのバイトですね。中にはカラオケと楽器があり、酒と音楽を融合したバーでした。私はピアノの演奏をするのが好きでしたし、音楽好きには良いんじゃないかと安直な理由で応募。そして勢いで採用。

しかしいざ働くと現実は、、、


私はね、バーっていうと品の良い客と酒を嗜みながら、品の良い会話をして楽しむものだと思っていたんですよ。でもこのバーは違いました。

「来る客来る客、とにかく品性の欠片も無い人ばかり」


でもまだ希望はある。品性が無くとも相手は同じ人間。話し合えば何か分かり合えるかもしれない。そんな私の思いを打ち砕いたのが、カラオケ。
常に品性の欠片も無い連中が大音量で歌っていて、私のような周波数の低い声は全く通らない。接客なんてできたもんじゃない。

大学時代、サークルの打ち上げの二次会でどこに行くかという話になった時、私はカラオケだけは絶対に行かないようにしていました。
理由は単純で、うるさくて人と喋れないのが嫌だったから。

だから二次会は毎回飲みを選択していました。といっても飲むのは水でしたけどね。本当に酒嫌いなんですよ。

という感じでカラオケ大嫌いな私にとって、常時誰かが歌っている空間は苦痛でしかありませんでした。
そしてもっと嫌だったのが、、

飲酒強要。

これだけは本当に許ませんでした。今まで何度も何度も飲酒のノリを退けてきたこの私でも、バーの飲酒強要には屈してしまった。それだけ圧力をかけられました。
品性下劣な客と腕を組んで飲酒するノリなど、「なんで私がこんなことを?」と思っていましたね。

その時に思いました。私はここにいるべき人間ではないと。

中学時代からですかね、私はくだらないノリが嫌いなんですよ。
よくあるじゃないですか。クラスのイジられキャラを中心に毎日同じようなノリで楽しんでる集団。私はああいうのを見て「お前ら何がおもろいん?一人で何も出来んの?」って思うタイプなんですよ。

あのバーでのノリは、私が学生時代に避けていたくだらないノリで盛り上がる奴らの放課後を見ているかのようでした。

その空間に耐えるのは不可能でした。

なので初日のバイト終了時にオーナーと話し「次はもう行きません」と伝え、後日シャツを返却し1日分の給料を貰い、私のバーテンダー人生は約8時間で終了しました。


呆気なかったですね。良い経験にはなりましたが。

これね、もう単純に私の事前調査が甘いってだけの話なんですよ。品性下劣だの何だの言いましたけどしっかりあの空間を楽しめる人は存在して、私はそうじゃなかっただけなんですよね。そこをちゃんと調べるべきでしたね。

まあでも、二度と酒は飲まないと誓った日でした。酒なんかで酔わなくても常に自分に酔えるくらい、己を磨いていきたいですね。


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