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出会うべきときに、出会うべき人と出会う。(前半)

急遽の当日デート

7:30起きのハイキングに大寝坊してしまったわたしは、(普段寝坊なんてしないのに…)
予定を大幅に変更して、
急遽マッチングアプリの男性と出会うことにしました。

それほどタイプという男性ではなかったのですが、
好印象はあったし、
デートの誘いを受けた場所が、自然溢れる公園だったこともあり

逃したハイキングの代わりに公園を楽しむのもいいな。
と思ったのが、デートを決めた理由でした。


「あと10分で着きます!」と連絡すると、
彼はすでに到着してくれていたみたいで

指定された場所に向かうと、
黒いパンツに黒いジャケットの背の高い男性が一人立っていたので
すぐに”彼”だと気づくことができました。

穏やかな公園で

手提げ袋にはワインとお菓子が入っていて、
「一緒に飲もう」と、彼はスムーズに公園のベンチまでリードしてくれました。

目の前には水辺があって、
水の音が聞こえてくるし、
カモメが浮かんでいるし、
とても穏やかな雰囲気。

BGMに、彼はアフリカンJAZZを流しました。

心のつながりが、ほしい

そんな空間だったからなのか、
私たち二人の求めているものが一緒だったからなのか、

会話は前半から、真剣な話題になりました。

「chiiは、どんな関係を求めているの?」

最近のわたしは、恋愛にすこし、疲れていました。
期待しては、期待するものは求められずで、
でも、期待せずに薄っぺらい関係を続けるのも、さみしくて。

日常生活においても、
辛いことが起きたとき、泣きたい気持ちになったときに、
ふと寄り添える相手がいてほしいと
求めるようにもなっていました。

「真剣な関係がほしい。心のつながりが欲しい」
と、わたしは正直に伝えました。


思いがけず、心はひらかれる

彼も、同じ気持ちだったようです。

最近父親が腎臓ガンになってしまったこともあり
なんでも共有し、支え合える関係を求めているとのことでした。


彼はとても聞き上手で、
彼の話をしてくれた後、
わたしの話を色々と聞いてくれました。


そして、ふと頭に浮かんだことで
思いがけずに涙を流してしまった話題が。


それは、
『やさしさ』についてです。

(後半に続く)🔽
https://editor.note.com/notes/nd3f2ddcf70dd/publish/


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