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私が発信する理由

結婚をしたとき、子どもが生まれたとき、子どもの入園・入学のタイミングで、自分の生活スタイルや働き方を変えたいと思ったし、変わらざるを得なかった。
今後、もし夫が転勤になれば、夫が単身赴任をすることになるので、また働き方も生活も変わる。
私は課長職として働いていて、総合職でもあるので、転勤が発生しないわけではない。
でも、夫のように単身赴任ができない。気持ちの面でも。息子を置いて一人で遠方に住みたくはない。
かといって、小学生の息子と二人で転勤先で暮らすというわけにもいかない。
よって、転居をともなう異動については配慮してもらわざるを得ない。たとえ、転勤に昇進がついてくるとしても、見送らざるを得ない。

育休明け、復職から3年ほどは実母の助けがあったし、今も義実家の近所に家を建てたので、助けを得ながら働いている。
助けを得やすい環境にいる自分でも、大変だと感じるし、もっとこうなればいいのにと望むことはある。
役職のあるなしに限らず、子育てをしながら働くことはフルタイムだろうが、パートだろうが、多少の無理をしている人が多いと思う。
育休中だって、社会との関わりが遮断されている気がして、自分だけ取り残されている気がして、しんどさを感じた。

今の自分の立場から話すと、フルタイムワーママ課長の自分の悩みになるけれど、結婚していない女性も子どもがいない女性も、働いていないママも、一人で子育てをするママも、それぞれにしんどさを抱えていると思う。

誰と比べたって、どうしようもないし、選んだのは自分でもあるんだけれど、すべてを割り切れるかというとそうでもない。

女性であることで得られたしあわせもたくさんあるし、じゃあ男性として生まれたかったかというとそうでもない。
私は私でしかない。

自分として生きていく。
その中で、私は自分と同じ女性に喜んでもらいたい、女性の役に立ちたいと思っている。

なぜ女性に限定するのか。
自分が女性というのもあるし、女性だけの組織にいて、いろんな性格、生き方の女性とかかわってきたことも大きいのかもしれない。
会社の同じ組織内であっても、完全には相手の気持ちを分かってはあげられない。
それでも身近なところでは自身の部下、同僚の力になれればと思うし、もっとより多くのひとの役に立てればいいなと思う。
これは尊敬しているひとを見習っている面もあるのだけれど。

その方法のひとつが絵だった。
そしてこの先、SNSという自分のメディアで、絵だけではなく私の毎日を発信し続けることで、私と同じ部分を見つけてもらったり、違う部分から何か気づきを得てもらったりできればと願う。

自分は自分でしかない。他の人にはなれない。
だからこそ、自分を受け入れて、自分を愛するしかない。
それは誰しもそうだし、いろんな感情を抱きながら日常を生き続けるのも同じ。
その中で自分と同じ女性に対して、発信することで何かを届けたい。

偉そうなことは言わない、絶対に。
こんな人もいるんだな、と何かの参考にしてもらえたら、それが少しでも誰かの助けや支えになれれば嬉しい。

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