換算30mmのレンズを使ってみる

Lumix G9にPanasonic Leica 15mm f1.7をつけて散歩しました。
フルサイズ換算30mmの珍しいレンズ。
28mmでもなく35mmでもない、その中間。
4月末に初めての広角単焦点として購入したこのレンズ、苦手意識があったので今回じっくり試してみました。

広角で撮るとわかりやすくダイナミックになる空をとりがち。
青が気持ちよく出る。

日常を取りやすい。とはいえ広く写り過ぎな場面も多くクロップして構図修正した。
こういう写真はスマホでとってもAIボケが自然に決まらないから、結局カメラで撮るのが一番気持ちいい。
緑の葉っぱが立体的にボケて力強い生命力を感じる。

喫煙所もいつかは消える運命。
前ボケに金網の錆も写っていて哀愁が出た気がする。
適当にとってもいい感じになるレンズ…なのか適当に撮れる軽量なマイクロフォーサーズの恩恵だろうか。

セミ。これだけ寄っても逃げない。
背景で夏っぽさを感じるけど、ブツ撮りには30mmは広角すぎるかなぁ。
セミに当たる光と影をもう少しクローズアップして撮りたかった。

やっぱり黄昏時は美しい。
よく写るなぁって思う。広角だから構図や水平をちゃんととらないんだなぁ。

やさしい黄色と水色の空。
この写真みてたら電車くるまで待てばよかったかなぁと思ったり。

G9とパナライカ15mmレンズはお散歩に最適な組み合わせ。
ホールド感のいいボディに重さを感じない小さな15mmレンズ。
GX7mk3のようなコンパクトなボディって意外と散歩向きじゃないのかも。
結局、このレンズの構図力求められて難しい印象は変わらずだったけど、ライカだけあってそこそこちゃんとした絵にしてくれる安心感があります。

休憩含めて3時間歩いたけど悪くない一日でした。

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